モルディブ | |
---|---|
モルディブの旗 | |
人口 | 436,330人 |
面積 | 298 平方キロメートル |
言語 | ディベヒ語 |
通貨 | ルフィヤ |
電気のプラグ | タイプA, ユーロプラグ, 家庭用交流電源のプラグとソケット (イギリス式), BS 1363, SN 441011 |
国際電話番号 | +960 |
時間帯 | UTC+5 |
緊急電話番号 | 119番(警察) 102番(救急隊) 118番(消防本部) |
車両の通行側 | 左 |
表示-ウィキプロジェクト |
モルディブ、モルディヴ、 モルジブ(ディベヒ語 : ދިވެހި ރާއްޖޭގެ ޖުމްހޫރިއްޔާ 、英 : Maldives)は、インド洋の島国です。
地域
[編集]都市
[編集]- マレ:首都。
知る
[編集]概要
[編集]国土のほとんどが海で、僅かな大地も1周数十分程度の島に細分化されています。このため、空港の島、工場の島、警察の島といった具合に一つの島に一つの機能しか持たせることができず、ホテルも例外ではありません。つまり、特別な例外を除いて島一つが丸ごとホテルになっているわけで、旅行者はその点を理解する必要があります。
モルディブ政府は国民が外国人観光客に影響されるのを恐れて、リゾート島以外の立ち入りを制限しています。また、地形の関係や公共交通機関がほとんどないことから滞在型の旅がメインになっています。島の外から気軽に出かけられない反面、他所の影響を受けることのないプライベート感を味わえるのが特徴で、世界の屈指の海をもっていることからタイビングやウォータースポーツが盛んです。
- モルディブ政府観光局(日本語)https://www.visitmaldives.com/jp/%5Bリンク切れ%5D
歴史
[編集]国民
[編集]気候
[編集]祝日
[編集]時差
[編集]着く
[編集]飛行機で
[編集]日本からはスリランカ航空のコロンボ行きがマレを経由します(経由せずに乗り継ぎになる日もある)。 ツアーではスリランカ航空の他に、シンガポール乗り継ぎのシンガポール航空とクアラルンプール経由のマレーシア航空を利用するのが一般的で、料金はスリランカ航空が安く、サービスに定評があるシンガポール航空は高いですが東京路線にエアバスA380を就航させるため料金が変動する可能性があります。なお、スリランカ航空は日本発月・木・土の運航で、シンガポール航空は毎日運航しています。
船で
[編集]移動する
[編集]公共交通機関といえるのは各環礁を結ぶ国内線と、マレ周辺を結ぶドーニ(船)ぐらいなもので、リゾート島以外の島に向かう交通機関はありません。リゾート島の送迎にしてもチャーターベースなので、リゾートを個人手配した場合には送迎手段を前もって確保する必要があります。送迎手段にはドーニとスピードボートの他に水上飛行機があります。水上飛行機は夜間飛行ができませんが、日本からの飛行機は到着が夜間になるため、水上飛行機を利用する環礁(アリ環礁やバア環礁など)のリゾートに行く場合にはマレもしくは空港島等で前泊する必要があります。
リゾート島以外の島に行きたい場合はドーニやスピードボートをチャーターする必要があるため、予算もかかる上に交渉力が必要になりますが、内航クルーズに参加するという手段もあります。
話す
[編集]観る
[編集]政府の方針もあって、島内の移動が困難であることから観光地の周遊よりもダイビングやサーティンなどのマリーンスポーツやスパなどでのんびり過ごすことがメインです。エクスカーションの一環としてマレ観光や近隣の島々に足を運ぶことも良いでしょう。また、アイランド・ホッピングはリゾートが位置する環礁によって内容が変わってきます。
モルディブは世界有数のダイビングスポットで、それらのスポットが観光名所といえるのかも知れませんが、見るためには当然、ダイビング資格が必要になります。ダイビングセンターは各リゾート島ごとに必ず設置されています。
買う
[編集]通貨はルフィヤ(MVR)。リゾート滞在のみの場合は全てUS$もしくはカードで清算可能なためルフィヤは不要です。
(参考)$1
物価
[編集]物資のほとんどを輸入に頼っているため物価は高めです。酒や食品類はむしろリゾートの格によって左右されます。
食べる
[編集]マレ市内のホテルならともかく、リゾートに泊まったのなら島の外に出ることができないので食べ歩くことができません。このため、利用したいレストランがあればレストランのあるリゾートに宿泊せねばなりません。
モルディブではほとんどの食材を輸入に頼っています。このため宿泊代が安いリゾートなどではビュッフェの品目が限られる、コースのパターンがあまりない、高級リゾートなどでは高価かつ新鮮な食材が豊富に入ってくるなど、レスラトンの質が価格に比例しています。
一昔前までは一泊三食込みでしたが、アラカルトレスラトンを設けるリゾートが増えたことから朝食のみのケースも増えています。このため、宿泊費を抑えて食事を豪華にすることもできないことと同様に、部屋を豪華にして食費を抑えることも難しいです。高級リゾートの場合は一日に¥10,000も使う事も覚悟しなければならなくなります。
マレ市内に「ホター」 (hota) と呼ばれる安いローカルカフェがあります。単純なカレーセットなどは20ルフィヤ(約¥150)からです。
飲む
[編集]モルディブでは空港島とリゾート島以外で酒を飲むことは禁止されています。また、国外から酒を持ち込むことも禁止されており見つかったら没収されます。
水道水は雨水を貯めたもの、あるいは海水を濾過したものなので飲用には適していません。ミネラルウォーターの飲用が望ましいとされています。ちなみにアクエリアスは日本ではスポーツ飲料であるが、モルディブではミネラルウォーターのことを指します。
泊まる
[編集]モルディブのホテルはマレ市内のホテルや特別な例外を除いて、徒歩数分程度の島をまるまるホテルにしています。法律で二階建てに制限されているためコテージタイプが主流で、「ホテル < 一棟数室 < 一棟二室 < 一棟一室」の順に料金が高くなります。最近では水上コテージを設けるリゾートが多く、桟橋の長さが島の直径を越えることもあります。
値段幅は100ドルから1,000ドル以上と様々で、最低ランクだとエアコン無し、シャワーですらお湯が出るか怪しいほどですが、ドミトリー形式だったりシャワーやトイレが兼用の宿はないので最低で部屋と自室専用のシャワーとトイレは確保されます。高級レベルにエアコン、温水シャワーにバスタブはあたりまえ、コテージの占有面積は100mを楽々と超え、専用プールがあったり、バトラーがいたりと至れり付くせりです。最近では海外のホテルチェーンの進出が激しく、既存のリゾートを改築して高級リゾートにしている例が多く、素朴系リゾートの数は減ってきています。
島はラグーンに取り囲まれているのとドロップオフが近いのと二通りがあって、前者はビーチの景色が素晴らしく浅瀬が続いているので子供を遊ばせるのに最適ですがシュノーケリングには向かないという欠点があり、後者はビーチからの眺めがよろしくない代わりにシュノーケングが楽しめるといった具合に一長一短です。ただ、二つの特徴を兼ね揃えた島というのもあります。しかし、地球温暖化の影響でどのリゾートもビーチの流失に悩んでおり、防波堤を築いて防ぐケースが多いです。この場合は眺めがいささか悪くなってしまいます。
リゾートに泊まるには個人手配と旅行会社の規格するパッケージに参加するのと二通りあるが前者はあまり歓迎されません。個人で手配するには宿泊料金の他に1泊8ドルのホテル税と10%のサービス料、それに送迎代金が加算となります。
学ぶ
[編集]基本的には学ぶというところよりも遊ぶところです。 強いてあげるのならダイビング資格を取るぐらいなもので、何処のリゾートでも取れます。
働く
[編集]安全を確保する
[編集]リゾート島は島外に出ることも難しい代わりに、宿泊客以外が入ることも不可能に近いので治安に関してはあまり神経質になることはありません。貴重品はフロントに預けるか、部屋内のセーフティボックスに入れることぐらいです。
基本的にモルディブは安全な地域に入ります。
30日間以内であれば、ビザは不要となっています。但し、以下の条件を満たしている必要があります。
- 有効な国際旅券を所持していること。
- 渡航者が入国許可を受けている目的地への有効な航空チケット及び次の目的地で必要となるビザを所持していること。
- 一日一人当たり最低 30 米ドルを所持している、またはモルディブ滞在予定期間のホテルの予約が確認されていること。
健康を維持する
[編集]赤道付近にあって、日差しが中緯度の国家よりも強烈なため日焼け止めを塗る、ラッシュガードを着るなどの日焼け対策が重要です。怠ると最悪の場合には火傷して入院ということになってしまいます。伝染病などの心配はありません。
注意すべきなのは水難事故。盗難や強盗よりも、珊瑚を踏んでしまって怪我をする、シュノーケリングやダイビングなどで溺れるといった危険性の方が高いので、自分のスキルを過信せず、無理のない行動を心掛けるべきでしょう。また、毒をもっていたり攻撃的な態度を取る魚もいるのでむやみやたらと触れるべきではありません。例えば、ゴマモンガラという魚はモンガラカワハギの仲間で見た目はユーモラスですが、鋭い歯を持っている上に強い縄張り意識も持っているので噛まれて怪我をする事例が多いです。