岡谷市(おかやし)は、長野県の中部、ほとんど中心に位置する市です。諏訪市と塩尻市の間に位置しており、この地域の他の場所同様に自然豊かな場所として人気です。
知る
[編集]南信地方、諏訪地域に含まれており、諏訪湖の西岸が接しています。面積は非常に小さいですが、人口は他の市に劣らないため、全国の市町村のなかで最も人口密度が高いです。
地理
[編集]地勢的には諏訪盆地にあり、そのため市の南側は平らで町が広がっています。一方で北側は山岳地帯で、筑摩山地があり、鉢伏山や高ボッチ山などは登山にも人気です。この山岳地域は見晴らしが非常によく、高ボッチ高原は諏訪湖や飛騨山脈、八ヶ岳をはじめ視界が良好な日は富士山まで望めるといい、人気です。
八ヶ岳中信高原国定公園にも一部被っている場所があります。
着く
[編集]鉄道で
[編集]鉄道はJR中央本線しか通っていませんが、東京方面から岐阜県の中津川市まで、さらには名古屋駅まで行くことができるこの路線は東西方向の移動に非常に便利です。南北方向の移動には塩尻駅から篠ノ井線や飯田線が便利でしょう。静岡県へ向かうには甲府まで降りてから身延線を利用するルートが最短ですが、車など他の移動手段を検討してもいいかもしれません。
バスで
[編集]地域バスのアルピコ交通が複数の路線を運航しています。
車で
[編集]岡谷ジャンクションはE19長野自動車道とE20中央自動車道のどちらも通っています。
長野自動車道は南北に伸びており、安曇野で方向を変えるまでは南西に千曲市から走っています。千曲市内の更埴ジャンクションでE18上信越自動車道から乗り換えることができ、関東方面か新潟県からのアクセスが容易です。
しかし、関東地方からの移動であれば長野自動車道より中央自動車道を利用した方が良いでしょう。高井戸インターチェンジが起点の中央自動車道は、八王子や甲府などを経由して北杜市から長野県に入り、岡谷に至っています。西方では小牧ジャンクションから多治見や中津川を通って長野県に来ており、飯田などを通っています。小牧ジャンクションではE1東名高速道路から乗り換えができるので、関西方面からもアクセスしやすいでしょう。
一般道では国道20号の下諏訪岡谷バイパスが通っている他、県道でも岡谷停車場線、下諏訪辰野線、岡谷茅野線などが走っています。
観る
[編集]- 早朝の高ボッチ高原からの眺望
- 諏訪湖。 詳しくは諏訪市#諏訪湖を参照。
- 塩嶺王城パークライン。 塩尻の塩嶺高原から岡谷の鳥居平やまびこ公園、そして辰野町のしだれ栗森林公園を結ぶ道です。各所各所に展望台が設置されており、眺望が利きます。
- 2 鳥居平やまびこ公園、岡谷市内山4769-14 (岡谷インターチェンジから車で10分弱)。電話番号:(0)266-22-6313、メール:yamabiko@okaya-park.com 。 園内マップ。標高1,000 m (3,300 ft)ほどの場所で、八ヶ岳や蓼科地域を観ることができます。 営業時間:9:30~17:00;火曜休園。
する
[編集]- 祭り
- 登山
- 1 高ボッチ山
食べる
[編集]泊まる
[編集]出かける
[編集]- 塩尻市 — 「ワインと漆器のまち」の別名を持つ塩尻は、塩尻峠をはじめとした自然豊かな山岳地帯と、複数の博物館や塩尻宿をはじめとした宿場跡などといった文化施設の両方を兼ね備えています。
- 茅野市 — 避暑地として近年ますます人気を募っている蓼科高原は、奥蓼科温泉郷や八ヶ岳の苔に覆われた森などたくさんの魅力を持っています。
- 上田市 — 美ヶ原を超えて上田へ行ってみますか?中世の真田氏の居館・城はもちろんのこと、別所温泉や丸子温泉郷などの温泉地、豊富な博物館と美術館など、上田を訪れる旅行者の目的は多方面にわたります。
- 松本市 — 現存天守は国宝にも指定されている「深志城」の元、明治期に力を入れていた教育の名残である旧制学校、たくさんの博物館と美術館など目的地は様々です。美ヶ原の温泉に浸かって疲れをとり、信州そばやワサビ漬けを楽しみませんか?