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東京国際空港

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東京国際空港
羽田空港と富士山

東京国際空港(とうきょうこくさいくうこう)通称羽田空港(はねだくうこう)(HNDIATA)は、東京都大田区にある日本最大の空港で、大半のフライトは国内線だがアジアで2番目にフライトの多い空港となっています。かつて東京の主要国際空港の役割は1978年に開業した成田空港が担っており、当空港は主に国内線専用空港として使われていましたが、2010年に新たな国際線ターミナルビルが開業してからは、羽田空港にも多くの国際線が就航するようになりました。その後、羽田空港はスカイトラックスから2014年以降6年連続で5つ星の評価を獲得するなど数多くの賞を獲得しています。

羽田空港はターミナル内の商業施設も有名で、江戸の街並みを模したショップ・レストラン街である 江戸小路 や、日本をテーマにしたお店、プラネタリウム、スロットカーレース、展望デッキといった施設が並ぶ TOKYO POP TOWN などがあります。これらの施設はターミナルの一般区域にあるため、飛行機に乗る予定がなくても訪れることが可能です。また、ターミナル内には日本の道路網の始点になっている日本橋のレプリカもあり、旅への架け橋の象徴となっています。

全日本空輸 (ANA)日本航空 (JAL) は羽田空港をハブ空港にしています。

知る[編集]

羽田空港は大田区の東京湾沿い、東京駅から南に14kmの場所に位置しています。

1931年に東京で最初の民間空港として建設され、1947年に開業した成田空港へ国際線を移管するまでは日本の主要空港として機能していました。その後羽田は1978年から2010年まで国内線専用空港でしたが、利用者数の多さから2009年に北京首都国際空港に追い越されるまではアジアで最も忙しい空港となっていました。2010年に新しい国際線ターミナルと4番目の滑走路が建設されて以降、政府は国際線の増加に合わせて羽田の発着枠を拡大していき、羽田空港は再び日本の国際的な玄関口となったのです。

2020年3月には、観光客の増加と2021年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピック大会に合わせ、国際線の発着枠がさらに拡大されました。これにより、いくつかの成田空港発着の国際線が羽田空港発着になり、これに対応するため羽田の国内線ターミナルの1つに新たに出入国審査場、税関、検疫所が開設されました。

フライト[編集]

羽田空港には3つのターミナルがあり、2つは主に国内線が発着しもう1つは国際線ターミナルとなっています。

  第1ターミナル
JALの国内線、スカイマークスターフライヤーの北九州空港、福岡空港行きが発着。
  第2ターミナル
ANAの国内線と一部の国際線、エア・ドゥソラシドエアとスターフライヤーの山口宇部空港、関西空港行きが発着。
  第3ターミナル
2010年に開業し、2020年3月に国際線ターミナルから第3ターミナルへと名前を変えました。ほとんどの国際線が発着。

アクセス[編集]

羽田から東京の中心部への最も楽で景色の良い交通手段として、浜松町まで500円の東京モノレールがあり、浜松町でJR山手線に乗り換えれば東京中心部のほぼどこへでも行けます。モノレールは3つのターミナルそれぞれに駅があり、ノンストップの [空港快速] に乗れば第3ターミナル駅から浜松町まで14分、第1ターミナル駅・第2ターミナル駅からは19分ほどで着きます。モノレールの第3ターミナル駅には外国人向けの旅行センター「羽田空港訪日旅行センター (JR EAST Travel Service Center Haneda) 」があり、JAPAN RAIL PASS や JR EAST PASS を含めたJRのきっぷを購入することができます。モノレールにもJR PASSで乗車可能 (※JAPAN RAIL PASS、JR EAST PASS などのJR PASS類は訪日外国人向けの商品であり、国内の日本人観光客は購入することができません)。

もう一つの交通手段として京急線があり、こちらは「第1・第2ターミナル駅」と「第3ターミナル駅」の2つの駅があります。京急線で第3ターミナル駅から品川へは再速達の [エアポート快特] で15分・300円で、横浜へは [エアポート急行] で30-35分・340円で行けます。品川方面に行く京急線のほとんどは都営浅草線へ直通運転を行っており、乗り換えなしで銀座方面へは30-35分・460円 (東銀座駅)、浅草へは40-45分・520円で行くこともできます。さらに都営浅草線から成田スカイアクセス線へも直通運転を行い、成田空港まで100分・1,680円で乗り換えなしで行ける列車も一部運行されています。

なお、JR PASS類は京急線では利用することができません。

もし最終目的地が小田原熱海静岡名古屋京都大阪といった東海道新幹線沿いの場合は、京急線で品川駅に行き品川駅で東海道新幹線に乗り換えたほうが便利です。モノレールを利用する場合、東京駅もしくは品川駅まで一旦JR山手線で移動する必要があり、乗換の手間が増えてしまいます。

リムジンバス が羽田空港と成田空港を約90分・3,200円で結んでいるほか、空港周辺の主要駅やホテルへ運行しています。京急線の [エアポート快特] の電車も一部は成田空港へ直通していますが、電車はバスより安いのに対し、バスは電車より本数が多く、頻繁に運行しています。

成田空港と羽田空港の間で飛行機を乗り継ぐ場合は、余裕をもって乗り継ぎができるよう5-6時間ほど乗り継ぎ時間を確保しておきたいところです。

東京中心部へのメーター制タクシーの料金はおよそ4,000円から10,000円で、22時から翌朝5時の間に乗車する場合はさらに20%の割増運賃がかかります。羽田空港定額運賃制度を導入している会社もあり、例えば 国際自動車グループ では千代田区まで6,100円 (深夜は7,200円) の定額で利用可能です。Uberも東京駅まで7,600円の定額運賃を提供しています。

23時59分から翌朝5時まではモノレール、京急線のどちらも運行していないので、深夜・早朝発着の飛行機を利用する場合は注意が必要です。深夜帯も一部のリムジンバスは運行していますが、深夜割増運賃がかかります。

空港内の移動[編集]

ターミナル間の無料シャトルバスが5:00から24:00までおよそ6分間隔で運行しており、3つのターミナル全てを結んでいます。国内線と国際線、または国際線と国際線を乗り継ぐ乗客は、パスポートと航空券を各ターミナルの案内カウンターに呈示することで、ターミナル間でモノレール・京急に無料で乗車することも可能です。第3ターミナルは第1・第2ターミナルからやや距離があることをお忘れなく。

航空便の乗り継ぎ[編集]

乗り継ぎの手順は少々複雑で混乱するかもしれないので、何か困ったことがある場合は航空会社や案内カウンターに相談をするとよいでしょう。通常、羽田で国際線同士を乗り継ぐ場合は、日本への入国審査や税関手続きの必要はありませんが、保安検査は再び受ける必要があります。

第3ターミナルから国内線への乗り継ぎ[編集]

第3ターミナルに到着した国際線から同日中に第1・第2ターミナルの国内線へ乗り継ぐ場合は、入国審査と税関検査を受けた後、第3ターミナル内の国内線乗り継ぎカウンターが利用できます。ここで再度保安検査を受ければ、制限エリア内のシャトルバスでそのまま国内線の出発ゲートまで向かうことができ、一度ターミナルの外に出ることなく乗り継ぎが可能です。

待つ[編集]

成田空港と異なり羽田空港は24時間営業の空港ですが、免税店以外のほとんどのお店は午前0時から6時半の間は営業していません。なお、第2ターミナルには国際線チェックインカウンターの近くに24時間営業のファミリーマートがあり、第3ターミナルでは1階にあるローソンのほか一部のレストランのみ24時間営業しています。

ラウンジ[編集]

  • 日本航空 (JAL) のラウンジは、国際線ファーストクラスの乗客が利用できるJALファーストクラスラウンジと、国際線ビジネスクラス・プレミアムエコノミーの乗客が利用できるサクララウンジが第3ターミナルに、国内線ファーストクラスの乗客が利用できるダイヤモンド・プレミアラウンジ、サクララウンジが第1ターミナルにあります。国際線のラウンジは、JAL以外のワンワールド アライアンス加盟航空会社の便に搭乗する場合にも利用できます。また、ワンワールドのエメラルド会員であれば搭乗便の座席クラスに関係なくラウンジを利用できます。詳細はJALのホームページを参照ください。
  • 全日本空輸 (ANA) のラウンジは、国際線ファーストクラスの乗客が利用できるANA SUITE LOUNGEと国際線ビジネスクラス・プレミアムエコノミーの乗客が利用できるANA LOUNGEが第2・第3ターミナルに、国内線プレミアムクラスの乗客が利用できるANA LOUNGEが第2ターミナルにあります。国際線のラウンジは、ANA以外のスターアライアンス加盟航空会社の便に搭乗する場合にも利用できます。また、スターアライアンスゴールド会員であれば搭乗便の座席クラスに関係なくラウンジを利用できます。詳細はANAのホームページを参照ください。国際線のラウンジには、特製のチキンカレーといった温かい料理のビュッフェのほか、ラーメンやうどん、蕎麦などを注文できるヌードルバーがあります。
  • キャセイパシフィック航空 のラウンジは、ファーストクラスラウンジとビジネスクラスラウンジが第3ターミナルにあります。キャセイパシフィック航空以外のワンワールド アライアンス加盟航空会社の便に搭乗する場合にも利用できます。また、ワンワールドのサファイア会員、エメラルド会員であれば搭乗便の座席クラスに関係なくラウンジを利用できます。
  • 第3ターミナルにある SKY LOUNGESKY LOUNGE SOUTH は、ゴールドカードなど特定のクレジットカードを持つ乗客が利用でき、料金を払えばカードを持っていない人も利用できます。
  • 同じく第3ターミナルにある TIAT LOUNGE は、ワンワールド、スターアライアンス以外の航空会社の上級客席を利用する乗客やその航空会社の上級会員が利用するほか、特定のクレジットカードを持つ乗客も利用できます。
  • 第1・第2ターミナルの国内線出発ロビーにも、特定のクレジットカードを持つ乗客が利用できる空港ラウンジがあります。

食事する[編集]

第3ターミナルの一般区域には、レストランやギフトショップのほか、屋外にある展望デッキもあります。出国審査を過ぎた先の制限区域には、高級ファッションブランドのお店や一般的な免税店、カフェやレストランがあります。

買い物する[編集]

海外によくある空港とは違って日本の空港のほとんどの商業施設は一般区域内にあり、羽田空港も例外ではありません。とはいえ、先述のように第3ターミナルの制限区域内にも一般的な免税店などはあります。

旅行を楽に[編集]

もし東京でストップオーバーをする場合は、スーツケースを「手荷物一時預かり所」に最長2週間預けておくことができます。預かりカウンターが第1ターミナルの地下1階、第2ターミナルの地下1階、第3ターミナルの出発ロビー(3階)と到着ロビー(2階)にあります。

羽田空港には、ホテルと空港との間で荷物を配送する宅配サービスもあります。空港へ荷物を送るには少なくとも2日かかります。ストップオーバーが2日以上であれば、羽田空港と成田空港の間で荷物を配送するサービスを利用することもできます。

泊まる[編集]

空港の敷地内には3つのホテルがあり、1つがカプセルホテル、もう2つがフルサービスのホテルです。

それ以外の都内中心部のホテルへは、リムジンバス が運行されているのでこれを利用することもできます。

  • ファーストキャビン羽田ターミナル1, 羽田空港3-3-2, +81-3-5757-8755. Check-in: 19:00, check-out: 10:00. 第1ターミナルの1階にあるカプセルホテルで、航空機のファーストクラスをイメージした客室のコンパクトホテルです。客室は1泊単位もしくは1時間単位で予約できます。 1泊6,000円~ / 1時間1,000円~.
  • 羽田エクセルホテル東急, 羽田空港3-4-2, +81-3-5756-6000. Check-in: 14:00, check-out: 11:00. 第2ターミナル (ANA) 直結のホテルです。 1泊16,000円~.
  • ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田, 羽田空港2-6-5, +81-3-6830-1111. Check-in: 15:00, check-out: 11:00. 第3ターミナルに直結しており、深夜便で到着した際の利用に便利です。一部の客室は、出国審査を終えた乗客や乗り継ぎ客のための客室で制限区域内にあるため、一般区域からは入れません。予約の際には注意してください。 1泊15,600円~.