
カオール(Cahors)は、フランス南部のオクシタニー地方にあるロット県のコミューンです。
知る[編集]
カオールは、ワイン産地の中心地で、中世の時代の面影が遺る美しい街です。同時に、この地域の経済と文化の中心地でもあります。
この都市は中世の主要都市であったため、百年戦争で多くの紛争に巻き込まれました。1249年にはローマ法王のヨハネ22世がカオールで生まれています。
建造物の主要なものは20世紀に建てられたものです。
2007年、ツール・ド・フランス(Wikipedia)の18ステージスタート地点にカオールが選ばれました。
着く[編集]
飛行機で[編集]
最寄りの空港はトゥールーズ・ブラニャック空港(トゥールーズ)かロデーズ・マルシャック空港(ロデーズ)です。
鉄道で[編集]
パリからカオールに来る鉄道が走っており、所要時間は約5時間です。
車で[編集]
移動する[編集]
観る[編集]
- 1 ガンベッタ通り (Boulevard Gambetta)。 「町のメインストリートであるこの道は、人気エリアです。1週間に2度、市場が開かれます。名前はカオール出身のレオン・ガンベッタ(Léon Gambetta」
- 2 カオール大聖堂 (Cathedrale Saint-Étienne de Cahors、Cahors Cathedral)。 「1119年に聖別されたローマカトリックのこの大聖堂は、ペリゴール様式です。ゴシック建築の典型的な例です。」
- ヘンリ=マルタン博物館 (Museum Henri-Martin)。 「ローカルの資料のコレクション。」
- 3 ヴァラントレ橋 (Pont Valentré)。 「カオールを訪れる観光客のほとんどの目的は、この橋を見るためです。14世紀に建設されて70年をかけて完成したこの橋は、建設者が悪魔と契約して完成にこぎつけたという逸話があります。1800年代に修復されましたが、3つの塔のうちの1つに悪魔の彫刻がなされました。橋は町の北西に位置し、フランスで最も美しい中世の城橋として有名です。国内で最も写真に撮られるモニュメントの1つとも言われ、USESCOの世界遺産に登録されています。」
する[編集]
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カオール大聖堂の内装
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11~12世紀の柱頭
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ヴァラントレ橋
買う[編集]
食べる[編集]
カオールの料理はフランス南西部の郷土料理の典型例です。地元の食材を使った、ボリューム満点の料理が味わえます。
飲む[編集]
カオールは、ワインの一大産地です。赤ワインが多く、カオールとピュイ=レヴック(Puy L'Eveque)の間のロット川岸に広がるぶどう畑はフランスの70%と言われています。面積にすると10,000エーカー(=4,200ヘクタール)あり、年間では3,00万本が生産されています。
泊まる[編集]
繋がる[編集]
出かける[編集]
カオールを通る路線 |
パリ ← ブリーヴ=ラ=ガイヤルド ← | 北 ![]() |
→ モントーバン → トゥールーズ |