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オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏

オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地方フランス語 : Auvergne-Rhône-Alpes)は、フランス南東部にある地方(地域圏)です。登山・ウィンタースポーツ・食事・ワイン・美しい街並みなど、様々な魅力を持っています。西部のオーヴェルニュ(旧地域圏)は火山とフランス文化を感じる教会のあるのどかな田舎ですが、中部はごつごつとしたローヌ渓谷等がある険しい自然を感じる地域で、フランス第三の都市と言われる(そして時には第二の都市とまで言われる)リヨン(Lyon)が位置するのもオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地方の中部です。東部にはアルプス山脈が屹え立ち、スキーなどを楽しむことができます。

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オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地方の県
  アルデシュ県ドローム県
なだらかな丘陵地帯で、北の一部を除くほとんどが地中海性気候です。
  オート=ロワール県カンタル県ピュイ=ド=ドーム県アリエ県
この地方はシャトーや教会をはじめとした歴史的建造物が多くあり、歴史好きにはたまらない観光地です。
  ローヌ県ロワール県ソーヌ=エ=ロワール県ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地方)、アン県ニヨン郡スイス)、ジュラ県ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地方)、メトロポール・ド・リヨン
フランスで2番目に大きなこの地域には、世界的に有名であるブドウ畑や果樹園などの素晴らしい田園地帯が広がっています。
  イゼール県
学問の中心地。アルプスの地域はまだあまり知られていません。
  サヴォワ県
昔は独立した国で、スキーが有名な観光地域です。
  オート=サヴォワ県
モンブラン(フランス語 : Mont Blanc | 通称 : 白い婦人 フランス語 : La Dame Blanche)などのあるヨーロッパアルプス最高峰。イタリアとの国境に位置する。

都市[編集]

オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地方の地図
  • 1 Flag of Lyon, France.svgリヨンwikidata — オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏の首府であり、フランス第三(あるいは第二)の都市。
  • 2 Flag of Annecy.gifアヌシーwikidata — 魅力あふれる旧市街に綺麗な湖・運河。
  • 3 オーリヤックwikidata — 毎年8月の終盤にストリートシアターフェスティバルが行われます。
  • 4 シャンべリwikidata — 旧サヴォア公国の首都で、人権発祥の地。
  • 5 シャモニーwikidata — フランスのアルプスの中心地、モンブラン観光の出発点。
  • 6 クレルモン=フェランwikidata — 昔の火山に囲まれている近代産業都市。
  • 7 Flag of Grenoble.svgグルノーブルwikidata — 四方が山に囲まれている土地。学術が盛んです。
  • 8 サン=テティエンヌwikidata — 非常にサッカーが有名な都市で、サッカーファンならばみな知っているかと思いますが、地形的にも非常に興味深い都市です。
  • 9 サモエンwikidata — 山間部の村。非常に魅力的です。

主な目的地[編集]

  • 1 中央山塊。 「比較的低い標高に位置していて、有名なスキー場の1つです。 Grand Massif (Q2310818) on Wikidata
  • 2 モンブラン。 「4810mの高さを誇り、EU加盟国の中では最も高い山です。 モンブラン (Q583) on Wikidata Wikipedia上のモンブラン
  • 3 ポルト=ドュ=ソレイユ。 「フランス・スイス間の国境にある国際的に著名なスキー場です。 Portes du Soleil (Q264706) on Wikidata
  • 10 Drapeau proposé pour le département Puy-de-Dôme.svgピュイ=ド=ドーム県wikidata - 普段は雲より高い、ごつごつとした高峰。よく探すとワシを見つけることができるかもしれません。
  • 4 ヴァノワーズ山。 「フランス・イタリア間の国境にある山で、とても大きなスキー場でスキーを楽しむことができます。 ヴァノワーズ山 (Q1703862) on Wikidata
  • 1 ヴェルコール ヴェルコール山塊 (Q1435063) on Wikidata - アルパイン山脈の近くにあり、美しい景観と原生地域に包まれています。

知る[編集]

オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地方は、その気候・地形について場所によって全く違い、よって景観も所によって多様です。これはオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地方が広いからでもありますが、それぞれにたくさんの魅力が詰まっていることは確かです。

地形[編集]

この地方の地形は、ローヌ渓谷が二分する二地域で大きく特徴が異なり、西部の山地は全て中央地塊を形成しています。中央地塊には高い山や高原が多くあり、酸性の変成岩からできています。この地域にはすでに噴火活動を終了して久しい火山が多くあり、これは昔「死火山」と呼ばれていたものに相当します。

一方、ローヌ渓谷の東側には世界的にも非常に著名であるアルプス山脈が聳えています。アルプス山脈の山は中央地塊の山々と同じく標高が非常に高い山が多いことで有名ですが、こちらは比較的若い山であるという点に違いがあります。これらの山は2つにわけることができ、それぞれ石灰岩質の山と酸性の岩でできた山です。石灰岩質の地域にはボルヌ・ボージュ・シャルトルーズ・ヴェルコール・バロニ等の山脈・山地・山塊が南北に含まれています。これらはカルスト地形になりつつあります。一方の酸性岩質の山域ですが、モンブランをはじめとしたアルプス山脈の東端の最高峰級の山々がこれにあたり、主に花崗岩等からできています。

気候[編集]

 気候 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 
最高気温 (°C) 6.2 8.4 12.4 15.3 20.0 23.5 27.0 26.7 22.3 16.7 10.2 7.1
最低気温 (°C) 0.1 1.2 3.3 5.6 9.9 13.1 15.6 15.3 11.9 8.4 3.6 1.5
降水量 (mm) 52.9 50.5 54.8 72.3 87.7 80.2 62.0 69.0 88.3 94.7 75.1 55.5
日照量 (hrs/day) 69 97 172 180 225 232 275 259 187 111 70 55

中心付近に位置するリヨンの気候。

(情報はWikipediaより。)

この地方は、大きく4つの気候区分に分けられ、南部が地中海性気候、東部がアルプス性気候、北部が大陸性気候、西部が大西洋気候に属しています。全体的に温暖であり、農業が盛んです。特にワインに関しては非常に盛んで、ワインの名産地フランスの中でも有数のワインが多くあります。リヨンはフランス料理の中心地であり、フランス料理の有名な料理を多く食べることができます。

歴史[編集]

オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏は2016年、オーヴェルニュ地域圏とローヌ=アルプ地域圏の合併によって成立しました。地元の政治家は提案された新しい名前のどの名称にも賛成できず、合併前の名前を単純に合わせただけの名前を仮の名称として付けました。新しい名前については現在も議論されている状態です (2021年4月現在)。

着く[編集]

飛行機で[編集]

主要な空港[編集]

  • 2 ジュネーブ国際空港外部リンク (GVAIATA)。 「オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地方にないどころかフランス国内の空港にあるわけでもないのですが (国境を越えたスイスにある)、ジュネーブは世界的にも重要な都市であるために世界便が非常に多く通っています。ジュネーブ空港はアジアヨーロッパの様々な地域からの国際線を通しており、ニューヨークワシントンD.C.からの大西洋横断便・北京への飛行機も通っています。フランスの国内線に乗った場合はスイスに入国したことにはならずにフランスの空港から出発したことになります。それ以外の場合スイスのジュネーブ空港からの出発となります。シェンゲン協定 ( : Schengen Agreement、 : Schengener Abkommen) に加盟しているスイスではビザの問題はありません。 ジュネーブ空港 (Q289972) on Wikidata Wikipedia上のジュネーブ空港
  • 3 リヨン・サン=テグジュペリ国際空港外部リンク (LYSIATA)。 「リヨンの国際空港で、リヨン出身の飛行家の名にちなんで名付けられたこの空港は、ヨーロッパや北アフリカからの便を取り扱っています。大西洋を横断する便は、モントリオールからのエア・カナダのみです。 サン=テグジュペリ国際空港 (Q1547) on Wikidata Wikipedia上のリヨン・サン=テグジュペリ国際空港

移動する[編集]

観る[編集]

この地方は山が多く、著名なスキー場がたくさんあります。

する[編集]

夏、パラグライダーやハイキング、クライミング、カヌーなどを楽しむことができます。アルデシュ・モンブラン・ヴァノワーズ・ヴェルコールなどが旅行者にとって特に魅力的です。

食べる[編集]

泊まる[編集]

買う[編集]

話す[編集]

オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地方では、フランス語が通常使用されていて、フランス語があまりできなくても地元の人は聞き取ろうと努力してくれます。一方で、他の地方と同じようにローカル言語も存在し、政府による援助がない状態で現在も話されています。アルピタン語 (Wikipedia | アルピタン語arpetanフランス語 : Francoprovençal英語 : Franco-Provençal | 別名 : フランコ・プロヴァンサル語) は、アルプス地方とローヌ渓谷北部で話されているローカル言語で、フランス語に近いですが意思の疎通は不可能です。他にオック語 (フランス語 : Occitan) も旧オーヴェルニュ地方から南部にかけて話されています。この地域のオック語の方言は「Auvergnat」と呼ばれています。なお、オック語はカタルーニャ州で公用語と指定されている。

外国人観光客が多く訪れる大都市・観光都市ではフランス語が話せなくても英語が話せれば意思疎通は可能です。他にドイツ語イタリア語を話せる人も多くいます。他の地方と同様に、観光地でない地方に言った場合には、お互いに話すことのできる言語が少なくなる或いはなくなってしまうかもしれません。

出かける[編集]