提供:ウィキボヤージュ
浜松市

浜松市(はままつし)は、静岡県の政令指定都市で、静岡県で一番人口の多い市です。

知る[編集]

浜松城

静岡県西部に位置する浜松には国際港湾も地方空港もありません。大都市東京名古屋からも離れた地方都市でありながら、人口79万人(2020年)を抱える浜松市はホンダ、スズキ、ヤマハといった様々なブランドを発信する中部地方有数の産業都市であり、遠州地域における経済・文化・観光の中心となっています。

「浜松」という地名は戦国時代の1570年、江戸幕府初代将軍徳川家康が浜松城に入城する際に定められたとされています。江戸時代には東海道屈指の宿場町へと成長し、明治以降には綿花や木材といった地場産業を中心に産業成長をしました。現在では楽器、オートバイ、自動車、電子産業などで日本の産業を支える「ものづくりの街」として日本の産業を支えています。

浜松にはブラジルサンパウロパラナ州ベレンなどから16,000人近くのブラジル人やペルーからの3,000人の移民が住んでおり、日本で一人当たりの南米人の人数が最も多い。また、インドネシア韓国フィリピン中国ネパールバングラディッシュなどから多くの移民が暮らしています。様々な国や地域のお店やレストラン、バー、クラブが浜松の民族の多様性を表しています。

着く[編集]

鉄道で[編集]

浜松駅北口

浜松市の中心駅である浜松駅にはJR東海道新幹線とJR東海道線が乗り入れています。東京大阪名古屋からは新幹線または在来線を使うことで簡単に訪れることができます。新幹線は全てのこだまひかりの一部が浜松駅に停車します。ひかりは1時間に1本、こだまは1時間に2本のみ発着するので、時間にはお気をつけください。

東京からは新幹線こだま号では約1時間50分、ひかり号では約1時間25分で訪れることができます。料金は自由席で¥7,910です。ひかり号は途中、品川新横浜(・熱海三島)・静岡に停車します。車窓からは富士山や太平洋を眺めることができます。在来線を利用する場合には東海道線を利用することで約4時間半かけて¥4,510で訪れることもできます。

大阪・京都からはこだま号で約2時間、ひかり号で約1時間30分で訪れることができます。料金は自由席で大阪からは¥8,570、京都からは¥7,910です。ひかり号は途中、名古屋に停車します。

名古屋からは新幹線で約40分、在来線で約2時間で訪れることができます。途中の豊橋で乗り換える必要があります。料金は新幹線で¥4,510、在来線では名鉄(名古屋鉄道)とJR東海道線を利用した場合には¥1,820、JR東海道線のみを利用した場合には¥1,990です。

東京駅発のサンライズ出雲・瀬戸は浜松駅に停車します。東京行きのサンライズ出雲・瀬戸は浜松に停車しません。

飛行機で[編集]

浜松には国際空港も地方空港もありません。飛行機で訪れるためには静岡県牧之原市にある静岡空港か、愛知県常滑市にある中部国際空港を利用するのが便利です。

静岡空港から浜松へは車で約50分です。片道¥2,000でのリムジンタクシーを利用することもできます。

中部国際空港から浜松へは、車かバス2時間、電車で1時間40分〜2時間(¥2,710¥6,400)です。電車で行く場合には、名鉄を利用して名古屋か金山で乗り換える必要があります。バスで行く場合には、遠鉄空港直行バスe-wingを利用することで乗り換えることなく行くことができます。e-wingを利用した場合の料金は約¥3,200です。

車で[編集]

浜松には東名高速道路と新東名高速道路の2つの高速道路があります。浜松市街には東名高速道路 浜松西IC、新東名高速道路 浜松浜北ICが便利です。浜松西ICから浜松駅までは10km、浜松 浜北ICから浜松駅までは17kmです。東京と大阪からは約3時間で浜松に訪れることができます。

バスで[編集]

浜松には日本の東名高速道路を利用した多くの高速バス、夜行バスが就航しています。

移動する[編集]

浜松の中心市街は歩いて散策することができます。しかし、日本で2番目に広い面積である浜松を散策するなら、車や公共交通機関を利用するのが便利です。

車で[編集]

浜松駅近くのレンタカーは次の通りです。

バスで[編集]

浜松駅バスターミナル全景

浜松市全域を遠州鉄道(遠鉄)バスが走っています。浜松駅北口の浜松駅バスターミナルから浜松市のあらゆる場所へバスで行くことができます。バスターミナルの各乗り場から乗れるバスについてはw:浜松駅バスターミナル#乗り場をご覧ください。

遠鉄バスは後ろ乗り前降りです。乗車時には整理券をお取りください。遠鉄の発行するICカード「ナイスパス」以外のICカードは全て使えません。

鉄道で[編集]

西鹿島へと走る赤電こと遠鉄電車。遠州西ヶ崎駅付近にて。

浜松市内は次の鉄道が通っています。

JR東海道線
浜松市の南部を東西に移動するのに便利です。浜松市内には次の駅があります。
  • CA37 弁天島(べんてんじま)
  • CA36 舞坂(まいさか)
  • CA35 高塚(たかつか)
  • CA34 浜松(はままつ)
  • CA33 天竜川(てんりゅうがわ)
JR飯田線
浜松市の北部山間部を通っています。豊橋飯田から浜松北部を訪れるときに利用しましょう。
遠州鉄道
浜松市を南北に移動するのに便利です。浜松駅北口から徒歩3分に位置する新浜松駅と西鹿島を結ぶ17.8kmの路線で、赤電とよばれる真っ赤な車両が特徴的です。遠鉄バスと同じく、遠鉄の発行するICカード「ナイスパス」以外のICカードは全て使えません。
天竜浜名湖線
掛川市掛川駅から湖西市新所原駅の間を結ぶ単線の鉄道で、浜松市中部の奥浜名湖地域や天竜区南部の二俣を経由しています。途中の西鹿島駅で遠州鉄道と乗り換えることができます。

観る[編集]

  • 1 浜松城 外部リンク静岡県浜松市中央区元城町100-2 +81534533872FAX: +815345340018:30~16:30(最終入城時間は16:20)大人(高校生以上)¥200、中学生以下無料 浜松城 (Q1152352) on Wikidata Wikipedia上の浜松城
  • 2 はままつフラワーパーク 外部リンク浜松市中央区舘山寺町195 +815348705113月~9月:9:00~17:00、10月~11月:9:00~16:30、12月~2月:10:00~16:30(最終入園時間は閉園の30分前)3月~6月:大人(高校生以上)¥600¥1000、小中学生¥300¥500。7月~8月:年齢にかかわらず無料。9月~2月:大人(高校生以上)¥500、小中学生無料(乳幼児は期間にかかわらず無料) 浜松市フラワーパーク (Q9055804) on Wikidata Wikipedia上の浜松市フラワーパーク

困ったときは[編集]

1 浜松市役所 外部リンク静岡県浜松市中央区元城町103-2月曜日~金曜日の8時30分~17時15分(土日祝日、年末年始を除く)無料 浜松市役所 (Q11557799) on Wikidata Wikipedia上の浜松市役所

出かける[編集]

静岡市