大月市(おおつきし)は、山梨県の東部にある市です。中央本線や中央自動車道など交通の便が非常によく、東京都からのアクセスが非常にいいことで人気で、関東地方から自然に囲まれた美しい景色や甲斐の歴史を求めて多くの観光客が訪れます。
知る
[編集]大自然に囲まれた大月からは、大きな富士山を観ることができます。JR中央本線や中央自動車道、そして国道20号線によって非常にアクセスしやすい場所となっており、特に関東圏からの観光客が多いです。富士急行や国道139号線などにより、南北の移動も容易になっており、古今より交通の要衝として栄えています。
地理
[編集]山梨県東部にあり、東京都心から近いことが利点です。市の面積は広大ですが、その多くが山岳地帯であり、特に北部は関東山地によって標高がとても高いためダムなどがあります。北東に向かうとすぐに奥多摩へ出る他、北西は八ヶ岳まで繋がる広大な山地です。県の東側は山梨県の都留郡の地域にあって大菩薩嶺も擁す郡内地方に組み込まれており、秩父山地や御坂山地などの山地地帯もあります。
南部には桂川や笹子川が流れており、その流域の平坦な土地に都市部があります。特に大月駅周辺に町が集中しており、他の町も中央線の駅の周辺にまとまっています。
気候
[編集]気候 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高気温 (°C) | 8.6 | 9.8 | 13.3 | 19.0 | 23.6 | 25.9 | 30.0 | 31.0 | 26.5 | 20.6 | 15.8 | 11.0 |
最低気温 (°C) | −3.3 | −2.4 | 1.0 | 5.9 | 11.1 | 16.0 | 20.0 | 20.7 | 17.1 | 11.0 | 4.3 | −1.0 |
降水量 (mm) | 52.2 | 45.3 | 89.9 | 87.7 | 101.5 | 143.6 | 179.3 | 179.3 | 238.4 | 204.8 | 68.8 | 43.6 |
日照時間 (時間) | 202.1 | 188.3 | 188.5 | 189.9 | 194.4 | 137.1 | 157.8 | 188.4 | 133.1 | 139.7 | 163.0 | 181.6 |
出典:気象庁 |
太平洋側気候で、夏は暑く冬は寒い寒暖差の大きい気候です。雨は比較的少なく、晴れている日が多いですが、昼と夜の寒暖差も大きいため、注意が必要です。また、場所によって標高が大きく異なるため、温度が大幅に変わる可能性があります。湿度も抑えめなため、気温にさえ気を付ければ天候に悩まされることはないでしょう。
歴史
[編集]着く
[編集]鉄道で
[編集]東西方向からの到着にはJR中央本線を、南方向からの到着には富士急行の大月線を利用するといいでしょう。
東京から来る場合、新宿駅から特急「あずさ」または特急「かいじ」で1時間ほどです。特急を使わずに普通列車に乗っても、1時間半ほどでしょう。甲府駅からは特急で30分、普通で1時間ほどの所要時間です。
バスで
[編集]富士急バスが通っています。
車で
[編集]E20中央自動車道が走っており、関東方面から来ることができます。東京の高速道路は渋滞が予想されることが多いため、場合によってはC4首都圏中央連絡自動車道で八王子ジャンクションに出て中央自動車道に乗り換えた方が早いかもしれません。高井戸インターチェンジから大月インターチェンジまでの所要時間は、スムーズにいけば1時間弱です。西方向には甲州市・笛吹市・甲府市・昭和町・甲斐市と進んでいき、やや北にそれて韮崎市や北杜市から長野県に入ります。諏訪方面からさらに西へ行くと岐阜県に抜け、中津川や多治見を通って小牧JCTまで伸びています。
また、E68中央自動車道富士吉田線の起点は大月ICであり、都留を通って河口湖方面に伸びています。
移動する
[編集]困ったときは
[編集]- 1 観光案内所、大月市大月1丁目1-33。電話番号:+81 554-22-2942、ファックス:(0)554-22-2942。 大月市観光協会の運営している観光案内所です。 営業時間:8:00~17:00、9:00~17:00(冬季);年末年始休業。
観る
[編集]- 1 猿橋、大月市猿橋町猿橋 。 桂川にかかっている橋で、国の名勝に指定されています。
する
[編集]食べる
[編集]泊まる
[編集]出かける
[編集]