ソウル特別市(ソウル | 朝鮮語: 서울)は、韓国の首都で、1050万人以上の人口を抱えており、都市圏人口が2600万人超であることと比べるとソウルの大きさがわかります。もちろん韓国国内最大の都市であり、とても人々の交流が多いため東アジアの経済・文化等の中心地とも言えます。朝鮮時代・それより前からの独自の文化が存在する歴史・文化ある街である一方で最新のデジタル技術が発展している最先端の街でもあり、見どころは非常に多いです。綺麗な夜景や韓国文化をよく感じる仏教寺院、新たな流行を常に生み出していく若者文化と多くの建造物など、数え始めればきりがありません。
地方
[編集]ソウルは25の区(구 gu)に分かれており、各区は地方の小規模な都市と同じ規模です。区はさらに522に分けられており(동 dong)、市全体を漢江が二分しています。漢江の北側は江北(강북)、南側は江南(강남)です。旅行者はソウルという街を観光するよりソウルの中にある区を選んで観光するといった方がわかりやすいです。つまり、ソウルの中の区をそれぞれ1つの街とみなした方がわかりやすいでしょう(飽くまで概念的な問題ですが)。鍾路区や江南区はソウルの2大中心地と言えるでしょう。

| 鍾路区 (종로구) (チョンノグ) 朝鮮王朝時代の宮殿や景福宮などがある朝鮮時代の歴史を感じる場所。北村韓屋村(朝鮮語: 북촌 한옥마을)には伝統的な韓屋(朝鮮語: 한옥 ハノク)が、仁寺洞(朝鮮語: 인사동 インサドン)にはソウル最大級の骨董品・古美術商店街があります。清渓川(朝鮮語: 청계천 チョンゲチョン)には、暗渠から表に出された小川と幹線道路を作り替えた公園があります。 |
| 中区 (중구) (チュング) この地区は、明洞(朝鮮語: 명동 ミョンドン)と南大門市場の商店街とともに、歴史を感じることのできる街となっています。この地区にソウル駅とソウルタワーがあります。 |
| 西大門区 (서대문구), 麻浦区 (마포구) (ソデムング, マポグ) これらの地区は、鍾路区と中区の西側に位置し、いくつもの大学や専門学校があります。なので、この地域はソウルで最も活発であるナイトライフ街です。 |
| 龍山区 (용산) (ヨンサング) 米軍基地と巨大な電子機器店があります。多様な文化の交流地である梨泰院(朝鮮語: 이태원 イテウォン)には世界中の文化を感じる様々なものの店があります。 |
| 永登浦区 (영등포구) (ヨンドゥンポグ) 漢江沿いの汝矣島(朝鮮語: 여의도 ヨイド)とその南側の部分で、「ソウルのマンハッタン」と呼ばれています。 |
| 江南区 (강남구), 瑞草区 (서초구) (カンナムグ, ソチョグ) 「江南スタイル」で有名なこのあたり一帯は富裕層の住民が多く、現代ソウル文化の中心地で、非常に多くの高層ビルやネオンの看板、そして国内で最高価級の不動産等があります。 |
| 松坡区 (송파구), 江東区 (강동구) (ソンパグ , カンドング) ロッテワールド(朝鮮語: 롯데월드)、オリンピック公園、ソウル総合運動施設、新川などがある。江南区の東側に位置する住宅地。 |
| 江北区 (강북구), 道峰区 (도봉구), 恩平区 (은평구), 城北区 (성북구), 蘆原区 (노원구) (カンブック, トボング, ウンピョング, ソンブック, ノウォング) 北部エリア。北漢山などがある。 |
| 銅雀区 (동작구), 冠岳区 (관악구), 衿川区 (금천구) (トンジャック, クァナック, クムチョング) 漢江より南側の地域。巨大な魚市場である鷺梁津市場では新鮮な魚を買うことができます。 |
| 東大門区 (동대문구), 中浪区 (중랑구), 広津区 (광진구), 城東区 (성동구) (トンデムング, チュンナング, クァンジング, ソンドング) 緑が多く、文化の感じられる場所です。 |
| 江西区 (강서구), 陽川区 (양천구) (カンソグ, ヤンチョング) 漢江の南側の西部地域。 |
着く
[編集]仁川空港から
[編集]ソウルへ移動する際には、高速空港バス、または空港鉄道を使用することが大半です。以下では、それぞれの特徴を分けて書きます。
高速空港バス
[編集]高速空港バスは、ソウルに張り巡らされているバス網の各停留所に潜り込むように、バス路線が設定されています。支払方法は、韓国対応のクレジットカード、または現金です。現金で支払う場合は仁川空港の外にある有人カウンターでの支払いとなります。バスの系統番号、行先、人数を申告してお金を出せば受け取れます。
空港鉄道で
[編集]空港鉄道は、仁川空港の地下から発着します。直通列車と一般列車があり、直通列車はソウル駅まで無停車です。一般列車は、途中の国際貨物庁舎、ケヤン、金浦空港、弘大入口などに各駅に止まります。それぞれ料金、使用車両が異なります。
金浦空港から
[編集]高速空港バス、空港鉄道は前述の通り。
地下鉄で
[編集]金浦空港の地下に、5号線、9号線、ソヘ線、そして金浦ゴールドラインが乗り入れています。ソウルの中心部に乗換を減らして向かうことができます。
移動する
[編集]電車で
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ソウルでは、地下鉄を使えばほとんど全ての場所に行くことができます。9つの番号がついた都市圏の路線と、記号のついた郊外を走る路線があり、それぞれが色で区別できるようになっています。地下鉄の表示はすべて韓国語(ハングルが主)と英語で、一部の駅では日本語や中国語も併記されていいます。地下鉄ホームの標識には、その方向にある駅の名前が記載されていることが常です。駅には識別番号として3桁の番号がふられていますが、現地の人がこの番号を利用することは稀で、地下鉄の地図にも載っていないため、当てにはならないでしょう。
地下鉄の切符は、駅の券売機で購入します。運賃に₩500の保証金(デポジット)が加算された額を支払い、情報が記録されたICカードを受け取ります。
このICカードを、目的地の駅で保証金払い戻し機に入れると、保証金が戻ってきます。出発地の駅で誤って保証金払い戻し機に入れてしまうと、₩500しか戻りません。
バス
[編集]ソウルのバスは、地下鉄の代用としても使え、地下鉄ではアクセスが悪い場所の交通を補完する役割も持っています。バスの案内は基本韓国語と英語です。バスでは青色の幹線バスや緑色の支線バスなどの色分けがあり、バスの車体で色を確認することができます。バスの種類はとても多いので、スマートフォンのアプリを使うことをお勧めします。
一部のバスは現金で支払いができますが、大部分はTmoneyでの支払いとなります。
