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屈斜路湖(くっしゃろこ | アイヌ語:クチャラ)は日本の北海道の阿寒摩周国立公園にあるカルデラ湖です。
日本で6番目に大きな湖であり、加えて日本のカルデラ湖の中では表面積も最大であり、冬季に湖面が完全に凍結する日本の湖の中でも表面積が最大です。湖の中央にある中島(面積5.7km2、周囲12 km (7.5 mi))は成層火山です。湖水はpH5前後の酸性のため魚類は乏しいですが、酸に耐性のあるニジマスは放流されたものです。和琴半島のミンミンゼミは1951年に国指定の天然記念物となっています。湖はまたオオハクチョウの飛来地としても知られています。
湖岸に沿ってたくさんの野外温泉があり、掘ると天然湯が湧き出す砂湯は観光名所となっています。
昭和50年代(1975年から1985年頃)に湖では未知の生物を目撃したとの報告が相次ぎ、日本のネッシーことクッシーとしてテレビなどで話題となりました。
知る
[編集]アイヌ語名のクチャラは喉口(のどぐち)の意のアイヌ語「クッチャロ」に由来し、湖からの川の出口をさします。
基礎データ
[編集]- 面積
- 79.54km2
- 周囲長
- 57km
- 最大水深
- 117.0m
- 平均水深
- 28.4m
着く
[編集]車で
[編集]釧路空港から車で約90分(75km)、もしくは女満別空港から車で約80分(70km)、もしくは中標津空港から車で約70分(68km)。
鉄道で
[編集]釧路駅からJR釧網線で摩周駅へ(約90分)、もしくは網走駅からJR釧網線で摩周駅へ(約2時間)。 摩周駅から摩周湖・屈斜路湖へは路線バスが運行。