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ラテン語会話集

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ラテン語会話集

ここではラテン語について解説する。ただしカッコ内の日本語表記での発音は必ずしも正確であるとは限らない点に注意されたい。ラテン語は、古代ローマで使われていた言語で、公用語としてはバチカンのみで使われている。現在使用されることは稀である。詳細はWikipediaをご覧いただきたい。ラテン語は、その使用されていた期間が長く、紀元前3世紀から現代まで使われているため、かなり変化している。ここでは、一般に正しいラテン語とされる古典時代のラテン語について解説する。なお、ここでは便宜上長母音と短母音を区別するために長母音に長音符をつけることとする(詳しくは母音の節参照)。

文法[編集]

ラテン語の動詞には、英語のように三人称単数 (または複数) が複数なく、人称ごとに規則は1つである (ただし例外もある) 。動詞の変化には大きく分けて4種類ある。一人称単数は動詞の変化の種類に関係なく原形である。

直接法現在能動
一人称 二人称 三人称
第一変化動詞
単数 (変わらない) -ās -t
複数 -mus -tis -nt
第二変化動詞
単数 (変わらない) -s -t
複数 -mus -tis -nt
第三変化動詞
単数 (変わらない) -is -it
複数 -imus -itis -unt
第四変化動詞
単数 (変わらない) -s -t
複数 -mus -tis -unt

第一変化動詞
cantō (歌う)
単数 cantō cantās cantat
複数 cantāmus cantātis cantant
第二変化動詞
habeō (持つ)
単数 habeō habēs habet
複数 habēmus habētis habent
第三変化動詞
mittō (送る)
単数 mittō mittis mittit
複数 mittimus mittitis mittunt
第四変化動詞
veniō (来る)
単数 veniō venīs venit
複数 venīmus venītis veniunt

※原形の最後の文字が第一変化動詞であればaまたはāに、第三変化動詞であればi(三人称複数にuの例外あり)に、それぞれ変化する。

※第二変化動詞と第四変化動詞は原形の最後2文字が変化し、原形の後ろから数えて2番目の文字が長音になったり短音になったりする。

※第三変化動詞には別の種類もある。

発音[編集]

ラテン語はほぼローマ字読みと同じだが、いくつか違う点があるので挙げる。

ローマ字読みとは違う音[編集]

J (j) という文字がなく、I (i) の音便としてjが含まれる。また、U (u) という文字もV (v) と同じとして扱われている。

長母音・単母音[編集]

母音はa,e,i,o,u,yの6つあり、このそれぞれに長母音と短母音がある。便宜上長音符が使われることもあるが、通常は付されていない。

子音[編集]

母音以外のアルファベット。つまりb,c,d,f,g,h,k,l,m,n,o,p,q,r,s,t,v,x,zの19文字である。これらの子音を類別すると、以下のようになる :

  • 単子音
    • 黙音 : p,b,t,d,c,k,q,g
    • 流音 : l,r,m,n
    • 擦音 : f,s,z
  • 二重子音
    • x
  • 半母音
    • i,u,l,r,m,n

このうち、黙音はさらに以下のように分類される。

黙音
唇音 歯音 口蓋音
無声音 p t c,k,q
有声音 b d g

アクセント[編集]

ラテン語のアクセントについてはまだ定説がなく、よくわかっていないが、古典期に於いては高低アクセントが主で、多少のストレスが加わっていたとされている。

複数音節の語
  • 終わりから2番目の音節が長い時はその音節が ;
  • 終わりから2番目の音節が短い時は後ろから3番目の音節が ;
  • アクセントを有する。
1音節の語
  • もちろん1つしかないその音節の上にアクセントがつく。

語彙[編集]

ラテン語は多くのヨーロッパの言語のもとになっていて、他の言語に類似している言葉が多い。

会話集[編集]

なお、以下では、ひらがなの「ら」行で r の音を表している。

挨拶[編集]

こんにちは
salve. salvete.(単数/複数形)

脚注[編集]