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ホーチミン市

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ホーチミン市

ホーチミン市:Thành phố Hồ Chí Minh/城舗胡志明)とは、ベトナム最大の経済都市。東南アジア有数の世界都市でもある。 人物のホー・チ・ミンと区別するため、通常はホーチミン市またはホーチミン・シティ(略称:HCMC)と呼ぶが、日本では観光地としての著名さからか、俗に「市」が省略される。旧名はサイゴン(越:Sài Gòn/柴棍、中:西貢)であり、現地では今なお「サイゴン」という表現が様々な場面で使われており、都市名としては「ホーチミン」よりも通じる。

交通[編集]

ベトナム南部の交通の要所であるホーチミン市からは、ベトナム南部やカンボジアの各地に陸路や船便で旅行することができる。

道路[編集]

国道14号線と20号線で中央高地とつながり、国道1号線で中部沿岸や北部とつながり、国道1号線と50号線でメコン川デルタとつながる。メコン川デルタの中心都市カントーからホーチミン市を通って70km北東にあるドンナイ省ドージャイ村までの高速道路が建設中である。

鉄道[編集]

ホーチミン市は、ベトナム全土を結ぶ鉄道網の南部の主要地点である。鉄道の駅名は、市名が変わったあとも「サイゴン駅(ガ・サイゴン)」であり、始発、終着駅である。南部の最大都市であるホーチミン市と首都ハノイは1726kmの南北線(統一鉄道)によって結ばれている。ホーチミン-ハノイ間には毎日5本の列車があり、所要時間は最速のSE3、SE4 (列車番号:奇数がハノイ発、偶数がホーチミン発)で30時間、もっとも遅いSE5、SE6で37時間程度である。特に美しい海岸線を見下ろしながら機関車に牽かれる長い列車が速度を落としレールをきしませいくつものトンネルをくぐり走るハイフォン峠越えは圧巻である。1996年からはハノイ-北京間、1997年にはハノイ-昆明間を結ぶ国際列車も復活している。中国国境までは、北へ約1950kmの旅程である。

航空[編集]

タンソンニャット国際空港は、軍民共用空港であり、ホーチミン市(サイゴン)の中心街(1区)の北7kmにある。空港と市街地との間の移動にはタクシーやバスを利用することができる。航空機利用客数が急速に増大していることや、タンソンニャット国際空港が市の中心部に近接していることにかんがみ、ベトナム政府は既に50km北東のドンナイ省ロンタイン村近郊に新たな国際空港を建設する準備をしている。

海運[編集]

サイゴン川やドンナイ川に沿って、サイゴン港、新港、ベンゲ港、 VICT 港といった多数の港がある。河川を遡航した地域に位置する河港ではあるが、サイゴン港の港域付近でも川幅は300-500m、水深は11mあり、港湾施設のほとんどは外航船が直接入港することができる。これらの港がベトナムが1年間に輸出入する船荷の40%を取り扱っている。