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提供:ウィキボヤージュ
バヌアツ

バヌアツ(:Vanuatu)共和国は、南太平洋のメラネシア地方にあるシェパード諸島の島々を中心とした島国です。首都はエファテ島のポートビラ。バヌアツはオセアニアに属します。バヌアツには、美しい自然や先住民の面白い文化があります。きっとそれらに惹き付けられ、楽しい旅になるでしょう。

地域[編集]

バヌアツは6つの区分に分かれています。

  • トルバ州 - トーレス諸島とバンクス諸島が所属(人口7000人, 面積882 km2
  • サンマ州- エスピリトゥサント島とマロ島などが所属(人口33000人, 面積4248 km2
  • ペナマ州 - アンバエ島、マエウォ島、ペンテコスト島などが所属(人口25000人, 面積1198 km2
  • マランパ州 - マレクラ島、アンブリム島、パーマ島などが所属(人口32000人, 面積2779 km2
  • シェファ州- シェパード諸島とエピ島とエファテ島(首都ポートビラが所在)などが所属(人口49000人, 面積1455 km2
  • タフェア州- タンナ島、フツナ島、エロマンガ島、アネイチュム島、アニワ島などが所属(人口27000人, 面積1627 km2

都市[編集]

飛行機から撮影したポートビラの景観

知る[編集]

バヌアツ共和国

バヌアツの国旗
バヌアツの国旗
人口 307,000人
面積 12,200km2
言語 ビスラマ語、英語、フランス語
通貨 バツ
主な宗教 キリスト教
電気のプラグ BS 1363Wikidataでこれを編集
国際電話番号 678
時間帯 UTC+11
緊急電話番号 112番 11番(警察) 113番(消防本部)Wikidataでこれを編集
車両の通行側Wikidataでこれを編集
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歴史[編集]

バヌアツの島々にはもともとメラネシア系の先住民が住んでいました。1606年にポルトガル人らがこの地に上陸、18世紀末にイギリスのジェームズ・クックによる調査が行われて以降、ヨーロッパ人による進出が始まりました。1774年、クックがこの地域をニューヘブリディーズと命名しました。その後、この地域の権益をめぐってイギリスとフランスの間でしばしば衝突が起こりました。1906年、英仏両国はこの地を共同統治領とすることで合意。しかし、太平洋戦争が始まると、アメリカ軍がエスピリトゥサント島を基地化し、日本軍と珊瑚海海戦、ソロモン諸島の戦いなどを展開しました。結局、日本は敗退しました。

1960年代、バヌアツの人々は自治と独立を要求し始めました。英語系とフランス語系の島民が対立し、1974年にフランス語系のタンナ島でタンナ共和国として独立を宣言したものの、フランス軍は武力で島を制圧し失敗しました。1980年に入るとバヌアツの独立を求める声が高まり、タンナ島で再びタフェアン共和国として分離独立運動が起きましたが、イギリス軍により制圧されました。武力での鎮圧に対し、先住民の批判は高まっていきました。

1980年、バヌアツは英連邦の加盟国となり、独立が確定しました。しかし、いまだにフランス領ニューカレドニアとの間で領有権問題を抱えています。同年に社会主義を掲げるバヌア・アク党のウォルター・リニが首相に就任しましたが、相次いでソ連などの共産主義国家が倒れていく中で1991年に解任されました。

2010年代には海洋進出を強めている中国に接近し、多額の投資を引き出してインフラ整備を進めています。

気候[編集]

全域が熱帯雨林気候(Af)です。一年を通して暖かく、南半球のため5月から10月にかけて冬季となり気温が低下します。首都ポートビラの最高気温は冬季において約25度、夏季には約30度に達します。年平均降水量は約2300mmほどです。しばしば台風の直撃を受けます。

着く[編集]

飛行機で[編集]

ポートビラ・バウアフィールド空港が主要空港です。主な航空会社としてバヌアツ航空があり、ポートビラ・バウアフィールド空港をハブ空港として国内線・国際線を運用しています。日本からの直行便はなく、フィジー経由で約17時間かかります。

船で[編集]

1000トン以上艦載可能な船は78隻あります。しかし、大部分は日本やインドなどの外国籍の船です。

移動する[編集]

自動車で[編集]

総全長1070 km以上の道路があり、うち舗装路は256 km(約24%)を占めます。

話す[編集]

バヌアツには、3つの公用語(ビスラマ語、英語、フランス語)の他、100以上の地方言語があります。

ビスラマ語とは元来の先住言語(ポリネシア諸語や南オセアニア諸語)にフランス語と英語が混合したいわゆるクレオール言語で、どの地域でも共通して話すことができます。

観る[編集]

美しいビーチなどの景観や、2003年に世界無形文化遺産に登録された先住民の歴史的な「バヌアツの砂絵」などが人気です。

買う[編集]

通貨はバツ、バヌアツ独自の単位で1バツは約1.11円と言われています(2008年時点の為替)。

食べる[編集]

ラプラプ。

バヌアツ料理には、魚、タロイモやヤムイモなどの島でとれる根菜、果物、野菜がよく用いられます。パパイヤ、パイナップル、マンゴー、プランテン、サツマイモなどは年間を通して豊富に収穫されている為、それらを使った料理も提供されています。

主な調理法は「煮込み」で同国においては伝統的なものとなっています。多くの料理の味付けにココナッツミルクとココナッツクリームが使用されています。著名な料理としては、ラプラプなどがあります。タロイモやヤムイモなどの芋が主食です。

著名な料理[編集]

  • ラプラプ– パンの実、バナナなどの果物や、タロイモ、ヤムイモの根をすりおろして作ったペーストをバナナの葉で包み、石窯で生のココナッツクリームと一緒に蒸して豚肉や牛肉、鶏肉、コウモリなどの肉をのせたもの。広く国民食として食べられています。

飲む[編集]

泊まる[編集]

安全を確保する[編集]

首都ポートビラ周辺では部族間の抗争が発生することがあり、バヌアツに滞在中は現地の報道やホテル等から最新の情報を入手すると共に、デモや集会を行っている場所や抗争・喧嘩の現場などには近付かないようにしてください。また、緊急時にはバヌアツ警察(VPF)や海洋警察隊(PMW)、準軍事組織・バヌアツ機動隊(VMF)などに救護を求めることができます。

健康を維持する[編集]

バヌアツにおける平均寿命は、男性が67歳、女性が70歳となっています。途上国であり、発達した病院はないため、体調の悪い場合は悪化しないうちに周辺の先進国(オーストラリアニュージーランドなど)の医療機関で診察を受けることをお勧めします。

繋がる[編集]

バヌアツには国営放送のVBTCがあります。新聞は売店などでの販売が行われており、そこで購入することができます。インターネットにおいてはウガンダ共和国のプロバイダを使うことが多いです。