コンテンツにスキップ

地図情報源
37.5663889126.9997222フルスクリーンでマップを開く
提供:ウィキボヤージュ
ソウル

ソウル特別市(ソウル | 朝鮮語서울)は、韓国の首都で、1050万人以上の人口を抱えており、都市圏人口が2050万人超であることと比べるとソウルの大きさがわかります。もちろん韓国国内最大の都市であり、とても人々の交流が多いため東アジアの経済・文化等の中心地とも言えます。朝鮮時代・それより前からの独自の文化が存在する歴史・文化ある街である一方で最新のデジタル技術が発展している最先端の街でもあり、見どころは非常に多いです。綺麗な夜景や韓国文化をよく感じる仏教寺院、新たな流行を常に生み出していく若者文化と多くの建造物など、数え始めればきりがありません。

地方

[編集]

ソウルは25の区(구 gu)に分かれており、各区は地方の小規模な都市と同じ規模です。区はさらに522に分けられており(동 dong)、市全体を漢江が二分しています。漢江の北側は江北(강북)、南側は江南(강남)です。旅行者はソウルという街を観光するよりソウルの中にある区を選んで観光するといった方がわかりやすいです。つまり、ソウルの中の区をそれぞれ1つの街とみなした方がわかりやすいでしょう(飽くまで概念的な問題ですが)。鍾路区江南区はソウルの2大中心地と言えるでしょう。

ソウルの地図
  鍾路区 (종로구) (チョンノグ)
朝鮮王朝時代の宮殿や景福宮などがある朝鮮時代の歴史を感じる場所。北村韓屋村(朝鮮語북촌 한옥마을)には伝統的な韓屋(朝鮮語한옥 ハノク)が、仁寺洞(朝鮮語인사동 インサドン)にはソウル最大級の骨董品・古美術商店街があります。清渓川(朝鮮語청계천 チョンゲチョン)には、暗渠から表に出された小川と幹線道路を作り替えた公園があります。
  中区 (중구) (チュング)
この地区は、明洞(朝鮮語명동 ミョンドン)と南大門市場の商店街とともに、歴史を感じることのできる街となっています。この地区にソウル駅とソウルタワーがあります。
  西大門区 (서대문구), 麻浦区 (마포구) (ソデムング, マポグ)
これらの地区は、鍾路区と中区の西側に位置し、いくつもの大学や専門学校があります。なので、この地域はソウルで最も活発であるナイトライフ街です。
  龍山区 (용산) (ヨンサング)
米軍基地と巨大な電子機器店があります。多様な文化の交流地である梨泰院(朝鮮語이태원 イテウォン)には世界中の文化を感じる様々なものの店があります。
  永登浦区 (영등포구) (ヨンドゥンポグ)
漢江沿いの汝矣島(朝鮮語여의도 ヨイド)とその南側の部分で、「ソウルのマンハッタン」と呼ばれています。
  江南区 (강남구), 瑞草区 (서초구) (カンナムグ, ソチョグ)
「江南スタイル」で有名なこのあたり一帯は富裕層の住民が多く、現代ソウル文化の中心地で、非常に多くの高層ビルやネオンの看板、そして国内で最高価級の不動産等があります。
  松坡区 (송파구), 江東区 (강동구) (ソンパグ)
ロッテワールド(朝鮮語롯데월드)、オリンピック公園、ソウル総合運動施設、新川などがある。江南区の東側に位置する住宅地。
  江北区 (강북구), 道峰区 (도봉구), 恩平区 (은평구), 城北区 (성북구), 蘆原区 (노원구) (カンブック, トボング, ウンピョング, ソンブック, ノウォング)
北部エリア。北漢山などがある。
  銅雀区 (동작구), 冠岳区 (관악구), 衿川区 (금천구) (トンジャック, クァナック, クムチョング)
漢江より南側の地域。巨大な魚市場である鷺梁津市場では新鮮な魚を買うことができます。
  東大門区 (동대문구), 中浪区 (중랑구), 広津区 (광진구), 城東区 (성동구) (トンデムング, チュンナング, クァンジング, ソンドング)
緑が多く、文化の感じられる場所です。
  江西区 (강서구), 陽川区 (양천구) (カンソグ, ヤンチョング)
漢江の南側の西部地域。

着く

[編集]

移動する

[編集]

電車で

[編集]
地下鉄

ソウルでは、地下鉄を使えばほとんど全ての場所に行くことができます。9つの番号がついた都市圏の路線と、記号のついた郊外を走る路線があり、それぞれが色で区別できるようになっています。地下鉄の表示はすべて韓国語(ハングルが主)と英語で、一部の駅では日本語や中国語も併記されていいます。地下鉄ホームの標識には、その方向にある駅の名前が記載されていることが常です。駅には識別番号として3桁の番号がふられていますが、現地の人がこの番号を利用することは稀で、地下鉄の地図にも載っていないため、当てにはならないでしょう。

地下鉄の切符は、駅の券売機で購入します。運賃に₩500の保証金(デポジット)が加算された額を支払い、情報が記録されたICカードを受け取ります。

このICカードを、目的地の駅で保証金払い戻し機に入れると、保証金が戻ってきます。出発地の駅で誤って保証金払い戻し機に入れてしまうと、₩500しか戻りません。

バス

[編集]