Wikivoyage:小都市のテンプレート

提供:ウィキボヤージュ

このテンプレートは大都市用テンプレート(big city article template)と比べると、リスティングの書式が短めで、節の数も減らしてあります。皆さんの町村その他で、ここに記したより多くの節が必要な場合、まず大都市用テンプレートを見て下調べしてください。また節をぜんぶコピーペーストするのも、まったく使わないのも自由です。

小都市・町村用のテンプレートを簡単に追加するには、編集中のページにある編集ボックスに簡易版 (the quick version を記入します。もうひとつの選択肢は、そのページに単に {{subst:小都市}} と記入して保存すると、テンプレートが自動的に表示されます。

「小都市」テンプレートという名前ですが、町や村にも対応し(独自記事が書ける程度に大きい場合)、また複数の村のまとまり、あるいは郊外で面積こそ広くても人口密度が低い場所にも適用できます。「小都市」は記事の階層構造のいちばん下にあり、個別のリスティングを設けます。政府から見るとエイドリアン (Adrian(テキサス州・人口150人)は「市」であり、ホイットビー (Whitby(オンタリオ州、人口12万8000人)は「町」であっても、テンプレートは変えません。プリンスエドワード郡 (en:Prince Edward County はその下位に町の記事を持たないため、ここでは分割されない最小単位の「小都市」レベルとして扱います。

以下、斜体で記した部分は編集状のコメントであり、それぞれの節(セクション)に書くことを示しています。小都市の新規の記事にテンプレートを転写した場合は、ためらわずにその段落を除去してください。


小都市の記事は冒頭に見出しのない導入の節を置きます。ここには無味乾燥な事実の羅列ではなく、文章で小都市のあらましを書きます。導入の役割は読者の興味をひくことであり、その小都市ならではの特徴を示すと役に立つかもしれません(旅行者にその何を伝えたいかわかるから)。この導入部にリンクを添え、その小都市がある地域として、例えば日本国内なら「東海地方」、世界なら国名の「モザンビーク」などを書くと役に立つでしょう。

その都市に特有の背景情報も含めてください(例:ジュネーブ((英語) ではフランス語を話すこと、同じインド国内であっても、ニューデリー((英語)は他の地域よりも危険度が高い可能性があるなど)。ただし国または地域のページに書いてある情報と重複しないように注意してください。たとえばアメリカ合衆国サウスダコタ州のスーフォールズで英語が通じるのは書くまでもないし、通貨はアメリカドルですよと言及する必要もありません。また、ここには注意すべき概要のみを記し、詳細な情報は記事のしかるべき場所に書くべきです(先程の例で言えば、フランス語の話は「話す」に、ニューデリーの危険性は「安全を確保する」に、それぞれ詳しく書きましょう)。

知る[編集]

この節には背景情報を少し提供します。小都市としての歴史、文化、人種や民族、周辺都市との関係などを示します。「都市」のページとして、住民に関するジョークやどんな人が住んでいるか紋切り型の評判でも構いません。

着く[編集]

行き方の詳細を示す節です。小都市への交通を詳しく記しますが、あらゆる経路を書く必要はありません。主要な交通ターミナルとして空港があれば書き、主なバス停や鉄道駅などの場所を記し、飛行機なら最寄りの 1つか2つの大都市との関係、バスや電車の時刻表、交通センターから市内中心部までの行き方の提案を伝えるだけです。

もしも車で行ける場所なら、近隣の大都市1、2箇所を出発点にして道順を詳しく書きます。目印となるように主要な一般道の名前と、大まかな所要時間を示します。

移動する[編集]

その小都市に到着後、目的地へ移動する際の情報を書く節です。鉄道、バス、三輪タクシー(リクソー)、フェリー、ゴンドラなど。利用料や運賃、チケットを買う場所と手順、また事前に買うと割引があるなら紹介してください(乗り放題チケット、平日割引回数券、土日割引チケット、高齢者や学生は半額など)。もし町がとても小さくて公共交通機関がないなら、タクシー会社がある場合は情報をまとめます。あるいはその町村の中心部から徒歩で楽に行ける地区はどこか説明します。

観る[編集]

その都市へわざわざ足を運ぶ来訪者の目当ては、どんな見どころか書き出します。例えば美術館や博物館、王宮、教会堂、寺院、歴史的な建造物、記念碑、銅像や街路、動物園などなど。あわせて見どころのお役立ち情報として、旅行者には割引があるとか、ガイドを頼んだ方が良いなら手配の方法、気象条件の注意事項、歩いて回ると楽しいルート、くつろいだりお喋りがしたい時はどこに行けば良いかなど。

  • 1 見どころの名称 外部リンク (別称、略称(ある場合のみ))、 住所 (必要な場合のみ、道順)、 電話番号 国番号のついていない電話番号、 toll-free: 無料通話の番号 国番号のついていない電話番号FAX: FAX番号 国番号のついていない電話番号営業日、営業時間は何時から何時か。 「短文で解説。1文以上5文以下、どんな価値があるから見に行くのか、見落としたくないポイント、注意事項、ちょっとしたヒント、その場所の歴史その他の背景情報。$entryprice

する[編集]

この見出しには旅行者が自発的に何をするか記します。観ることよりもすることの方が、自分のやる気次第で体験が変わります。一例として河川を眺めに行くなら観る、カヤックで川下りするならするに書きます。

  • 1 活動の名称 外部リンク住所 (必要な場合のみ、道順)、 電話番号 国番号のついていない電話番号、 toll-free: フリーダイヤル 国番号のついていない電話番号FAX: FAX番号 国番号のついていない電話番号営業日、営業時間は何時から何時か。 「やってみたい理由を1分以上5文以下で説明。特記するべき内容、注意したいこと、補足事項、歴史その他の背景情報。$entryprice

買う[編集]

この街ならではのどんなものがお勧めか? 地元の工芸品その他の特産品はありますか? 地域のお土産は? ファッションや電化製品のショッピングならここがお勧めか? 旅行用品や雑貨などを買うのに適した場所か?

村の主な商店街、メインストリートまたは目抜き通りはどこ? 地元の農家の直売(ファーマーズマーケット)、物産市は開かれるか?

  • 1 店舗や場所の名称 外部リンク住所 (必要な場合のみ、道順)、 電話番号 国番号のついていない電話番号、 toll-free: 無料通話の番号 国番号のついていない電話番号FAX: FAX番号 国番号のついていない電話番号営業日、営業時間は何時から何時か。 「短文で解説。1文以上5文以下、どんな商品を売っているのか、特産品など他の場所との違い、サービス、駐車場の有無、その他のヒント。$entryprice帯(概要がわかる場合)

食べる[編集]

レストランの一覧、その他の食品関連の情報。地元の名物や珍しいものがあれば書いてください。個別のレストラン、飲食店のリストは以下の形式にまとめます。また自分でレストランを探す際に、目的地のどのエリアが良いかも大まかに教えてください。旅行者の中には自炊派の(または店のメニューは食べられない)人もいます。できる範囲で地元の食べ物を買いに行く店の選択肢も含めてください。

  • 1 飲食店の名称 外部リンク住所 (必要な場合のみ、道順)、 電話番号 国番号のついていない電話番号、 toll-free: 無料通話の番号 国番号のついていない電話番号FAX: FAX番号 国番号のついていない電話番号営業日、営業時間は何時から何時か。 「短文で解説。1文以上3文以下、どんな料理を出すから食べに行くのか、サービス、雰囲気、景色、見落としたくないポイント、音楽、ちょっとしたヒント。$entryprice帯(概要がわかる場合)

飲む[編集]

バー、クラブ、その他のナイトライフの情報はこちら。多くの人はお酒を飲むのではなくクラブに出かけますが、その場合も節の名前は飲むのままです。 地元の名物や珍しいものがあるなら指摘し、目的地にあるお勧めエリアの一般的な案を伝えます。書いてほしい点:ドレスコード(上着着用とか短パンはダメとか)、カバーチャージ(席料)、安全上の注意点、女性の一人客も歓迎されるか出会い系のバーか、良い/悪い経験。

  • 1 飲み屋やバーの名称 外部リンク (別称、略称(ある場合のみ))、 住所 (必要な場合のみ、道順)、 電話番号 国番号のついていない電話番号、 toll-free: 無料通話の番号 国番号のついていない電話番号FAX: FAX番号 国番号のついていない電話番号営業日、営業時間は何時から何時か。 「短文で解説。1文以上3文以下、どんな飲み物があるから飲みに行くのか、サービス、雰囲気、景色、その店にしかないもの、音楽、ちょっとしたヒント。$beerprice 生ビール/瓶ビール、$wellprice well drinks

この節は他の、特に「食べる」と重複を認めています。バーや飲み屋は通常はおつまみ程度ですが、英国風のパブと「バー・アンド・グリル」ではしっかりした食事ができます。これらをレストランとナイトライフのどちらに分類するか、多くの場合は個人的な意見でばらつきが出ますが、一般に個別の施設は単一の節にのみ記します。

コーヒーや紅茶を提供する店は、食事ができる場合は食べるに書きます。(飲食系ではなく)ナイトライフの場所として宣伝しているなら「飲む」に入るかもしれませんが、それなら性質が大きく異なるので、「英国風パブ」、「大音量のクラブ」、「深夜カフェ」など小見出しに分割してください。

ワイナリーや醸造所のツアーもグレーゾーンで、する項目として認めるかどうか微妙です。個別の施設がすでに「する」または「食べる」に書いてあるなら、わざわざ「飲む」に書かないでください。

泊まる[編集]

この節は、旅行者が疲れた心身を休める場所を探すときに役立つ情報をまとめます(ホテル、モーテル、ホステル、キャンプ場、ペンションなど)。どこに行けば宿泊先が見つかるか、目的地の最適なエリアを大まかに示してください。その他に書いておくべき情報は、季節料金(ハイシーズン/ローシーズン)、予約は欠かせないかどうか、その時にリクエストするべき点(静かな部屋、景色が良い、空港送迎を頼むなど)。

  • 1 宿泊施設の名称 外部リンク (別称、略称(ある場合のみ))、 住所 (必要な場合のみ、道順)、 電話番号 国番号のついていない電話番号、 toll-free: 無料通話の番号 国番号のついていない電話番号FAX: FAX番号 国番号のついていない電話番号チェックイン: チェックイン時間, チェックアウト: チェックアウト時間。 「短文で解説。1文以上3文以下、どんなサービスがあるから泊まるのか、雰囲気、景色、部屋の種類(シングル、ダブル、ツイン、2段ベッドその他)ちょっとしたヒント。$lowprice-$highprice

繋がる[編集]

通信に関する情報 – 電話、インターネット接続その他。ここにはネットカフェやコンピュータの時間貸し店舗も、電子メールのチェックやウェブで連絡できる施設を書きます。地区内に無線のインターネット接続ホットスポットがある場合も、無料か有料かを含めて書いてください。旅行者が料金を払うと長距離電話ができる施設(長距離電話センター)もここに示すと便利です。

  • 1 ネットカフェの名称 外部リンク (別称、略称(ある場合のみ))、 住所 (必要な場合のみ、道順)、 電話番号 国番号のついていない電話番号、 toll-free: 無料通話の番号 国番号のついていない電話番号FAX: FAX番号 国番号のついていない電話番号営業日、営業時間は何時から何時か。 「短文で解説。1文以上3文以下、どんなパソコンの機種を置いているか、ネット接続の良し悪し、提供される飲食物。1時間あたりの $rate

出かける[編集]

「次の目的地」となる近くの場所の情報。近くの目的地の提案、近隣の都市または日帰り旅行のアイデアを簡単に説明します。「着く」に載せた情報と重複させないでください。他言語版の別項目「近く」はここに統合(英語版なら「Nearby」)。

ここには通常、隣接していて、それ自体に独自の記事がある目的地を一覧にします (たとえばミネアポリス英語版)はセントポール英語版)の隣り、オタワ英語版)は ガティヌー英語版))の近くです。主な高速道路や鉄道沿線にある都市は「出かける」の節に記す場合が多く、{{routebox}}を書いて経路の次の都市や行き先を示します。

まれなケースでは、隣接する村への日帰り旅行を書きたいけど、その村が小さすぎて個別ページがない場合は、出かけるに記入します。例を示します。小さな村のAもBも、独自の記事はありません。

出かけるGo nextNearby
  • 近くにあり、ウィキボヤージュに個別の記事がある目的地の名称
  • 小さな村A
    • 小さな村にある観光スポットのリスト
  • もう一つの小さな村B
    • 小さな村Bにある同様のリスト
  • routeboxを置いて、町を通る主な鉄道や道路と前後の場所をまとめる

ただし、上記の〈小さな村〉とは、小さな町村の近隣で人口がまばらな田園地帯の集落に限定されます。その点、都市の郊外地区のリスティングは、該当する都市の記事の本文、あるいはまた大都市の記事に地区一覧として載せます。