四国八十八箇所巡礼(しこくはちじゅうはちかしょじゅんれい)は日本で最も有名な巡礼路です。四国を一周する全長1,200 km (750 mi)の道のりです。
知る
[編集]寺院の多くは、弘法大師という名でよく知られる、空海によって建立または修復されたと言われています。彼は日本語のひらがな、カタカナのもとである仮名文字を作りました。また、中国から密教をもたらし、それを日本独自の真言宗に発展させ、高野山に真言宗の総本山を設立したと言われています。
現代の巡礼者は推定で年間10 万人です。ほとんどの人はバスツアーで周りますが、少数の人々は依然として昔ながらの徒歩の道を歩いています。その旅を完了するまでには約6週間かかります。「お遍路さん」として知られる巡礼者は、「同行二人」の文字が描かれた白衣を着て、四国の寺院や道端で見かけることができます。
準備する
[編集]従来の徒歩でコースを完走するのは、数週間を要する大変な作業です。灼熱の太陽と土砂降りの雨の中、四国の丘を上り下りし続けるストレスに耐えるためには、優れた体力とスタミナが必要です。
徒歩で回る場合、1日に約10 km (6.2 mi)歩くことを目指しましょう。通常、約50日ほどで一周します。
多くの巡礼者は伝統的な白装束を着ることを選びます。
- 白衣(はくえ) – かつては険しい道中でいつ亡くなってもいいように、「死装束」の意味があった。
- 輪袈裟 – 巡礼中であることを示すために首に巻くスカーフ、通常は紫色
- すけ笠 – 円錐形の麦わら帽子。
- 金剛杖 – そして巡礼者であることを証明する杖。
さらに、ほとんどの巡礼者は納経帳や御朱印帳と呼ばれる本を携行し、訪問する各寺院で朱印を集めます(掛軸や白衣に残す方法もあります)。また、何百枚ものおさめ札(名前と巡礼の説明が書かれた長い紙片)を集めます。
徒歩で巡礼を始めても、最後まで巡礼を終えることができない巡礼者も少なくありません。多くの巡礼者も複数年に分けて旅行をします。暑い気温や激しい雨、そして人との接触が少ないため、伝統的に「悪魔の地」として知られている高知では、人々が諦めたという話をよく聞きます。歩いて巡礼する予定の巡礼者は、十分な必需品を確実に詰め込む必要があります。遍路用品の他に雨具なども必要です。
コストを考慮することも重要です。費用には、一晩の宿泊費などの大きな出費だけでなく、各寺院で記録簿にスタンプを押すための少額の料金など、小さな出費も含まれます。
着く
[編集]高野山を訪れて準備をするのが伝統的ですが、ルート自体は徳島の霊山寺から始まり、霊山寺で終わります。全てお参りすれば必ずしも1番札所からスタートする必要はありませんが、高野山から来る人たちに最も近いことから、四国外からのお遍路さんにとっては断然一番人気の出発点です。
通常、寺院は時計回りの順番で参拝しますが、これも慣例にすぎません。順番は関係ありません。しかし、巡礼者が時計回りに向かうように標識が整備されているため、流れに逆らおうとすると迷いやすくなります。
行く
[編集]No. | 寺院 | 山号 | 院号 | 宗派 | 本尊 | メモ |
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1 |
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竺和山(じくわざん) | 一乗院 | 高野山真言宗 | 釈迦如来 | |
2 |
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日照山(にっしょうざん) | 無量寿院 | 高野山真言宗 | 阿弥陀如来 | |
3 |
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亀光山(きこうざん) | 釈迦院 | 高野山真言宗 | 釈迦如来 | |
4 |
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黒巖山(こくがんざん) | 遍照院 | 東寺真言宗 | 大日如来 | |
5 |
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無尽山(むじんざん) | 荘厳院 | 真言宗御室派 | 勝軍地蔵菩薩 | |
6 |
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温泉山(おんせんざん) | 瑠璃光院 | 高野山真言宗 | 薬師如来 | |
7 |
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光明山(こうみょうざん) | 蓮華院 | 高野山真言宗 | 阿弥陀如来 | |
8 |
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普明山(ふみょうざん) | 真光院 | 高野山真言宗 | 千手観音菩薩 | |
9 |
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正覚山(しょうかくざん) | 菩提院 | 高野山真言宗 | 涅槃釈迦如来 | |
10 |
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得度山(とくどざん) | 灌頂院 | 高野山真言宗 | 千手観音菩薩 | |
11 |
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金剛山(こんごうざん) | 臨済宗妙心寺派 | 薬師如来 | ||
12 |
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摩盧山(まろざん) | 正寿院 | 高野山真言宗 | 虚空蔵菩薩 | |
13 |
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大栗山(おおぐりざん) | 花蔵院 | 真言宗大覚寺派 | 十一面観音菩薩 | |
14 |
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盛寿山(せいじゅざん) | 延命院 | 高野山真言宗 | 弥勒菩薩 | |
15 |
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薬王山(やくおうざん) | 金色院 | 曹洞宗 | 薬師如来 | |
16 |
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光耀山(こうようざん) | 千手院 | 高野山真言宗 | 千手観音菩薩 | |
17 |
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瑠璃山(るりざん) | 真福院 | 真言宗善通寺派 | 七仏薬師如来 | |
18 |
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母養山(ぼようざん) | 宝樹院 | 高野山真言宗 | 薬師如来 | |
19 |
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橋池山(きょうちざん) | 摩尼院 | 高野山真言宗 | 延命地蔵菩薩 | |
20 |
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霊鷲山(りょうじゅぜん) | 宝珠院 | 高野山真言宗 | 地蔵菩薩 | |
21 |
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舎心山(しゃしんざん) | 常住院 | 高野山真言宗 | 虚空蔵菩薩 | |
22 |
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白水山(はくすいざん) | 医王院 | 高野山真言宗 | 薬師如来 | |
23 |
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医王山(いおうざん) | 無量寿院 | 高野山真言宗 | 薬師如来 | |
24 |
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室戸山(むろとざん) | 明星院 | 真言宗豊山派 | 虚空蔵菩薩 | |
25 |
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宝珠山(ほうしゅざん) | 真言院 | 真言宗豊山派 | 延命地蔵菩薩 | |
26 |
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龍頭山(りゅうずざん) | 光明院 | 真言宗豊山派 | 薬師如来 | |
27 |
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竹林山(ちくりんざん) | 地蔵院 | 真言宗豊山派 | 十一面観音菩薩 | |
28 |
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法界山(ほうかいさん) | 高照院 | 真言宗智山派 | 大日如来 | |
29 |
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摩尼山(まにざん) | 宝蔵院 | 真言宗智山派 | 千手観音菩薩 | |
30 |
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百々山(どどさん) | 東明院 | 真言宗豊山派 | 阿弥陀如来 | |
31 |
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五台山(ごだいさん) | 金色院 | 真言宗智山派 | 文珠菩薩 | |
32 |
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八葉山(はちようざん) | 求聞持院 | 真言宗豊山派 | 十一面観音菩薩 | |
33 |
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高福山(こうふくざん) | 幸福院 | 臨済宗妙心寺派 | 薬師如来 | |
34 |
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本尾山(もとおさん) | 朱雀院 | 真言宗豊山派 | 薬師如来 | |
35 |
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醫王山(いおうざん) | 鏡池院 | 真言宗豊山派 | 薬師如来 | |
36 |
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独鈷山(どっこざん) | 伊舎那院 | 真言宗豊山派 | 波切不動明王 | |
37 |
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藤井山(ふじいざん) | 五智院 | 真言宗智山派 | 五仏 | |
38 |
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蹉跎山(さださん) | 補陀洛院 | 真言宗豊山派 | 三面千手観音菩薩 | |
39 |
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赤亀山(しゃっきざん) | 寺山院 | 真言宗智山派 | 薬師如来 | |
40 |
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平城山(へいじょうざん) | 薬師院 | 真言宗大覚寺派 | 薬師如来 | |
41 |
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稲荷山(いなりざん) | 護国院 | 真言宗御室派 | 十一面観音菩薩 | |
42 |
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一か山(いっかざん) | 毘盧舎那院 | 真言宗御室派 | 大日如来 | |
43 |
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源光山(げんこうざん) | 円手院 | 天台寺門宗 | 千手観音菩薩 | |
44 |
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菅生山(すごうざん) | 大覚院 | 真言宗豊山派 | 十一面観音菩薩 | |
45 |
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海岸山(かいがんざん) | 真言宗豊山派 | 不動明王 | ||
46 |
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医王山(いおうざん) | 養珠院 | 真言宗豊山派 | 薬師如来 | |
47 |
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熊野山(くまのざん) | 妙見院 | 真言宗醍醐派 | 阿弥陀如来 | |
48 |
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清滝山(せいりゅうざん) | 安養院 | 真言宗豊山派 | 十一面観音菩薩 | |
49 |
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西林山(さいりんざん) | 三蔵院 | 真言宗豊山派 | 釈迦如来 | |
50 |
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東山(ひがしやま) | 瑠璃光院 | 真言宗豊山派 | 薬師如来 | |
51 |
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熊野山(くまのざん) | 虚空蔵院 | 真言宗豊山派 | 薬師如来 | |
52 |
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瀧雲山(りゅううんざん) | 護持院 | 真言宗智山派 | 十一面観音菩薩 | |
53 |
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須賀山(すがざん) | 正智院 | 真言宗智山派 | 阿弥陀如来 | |
54 |
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近見山(ちかみざん) | 宝鐘院 | 真言宗豊山派 | 不動明王 | |
55 |
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別宮山(べっくさん) | 金剛院[注釈 22] | 真言宗御室派 | 大通智勝如来 | |
56 |
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金輪山(きんりんざん) | 勅王院 | 真言宗単立 | 地蔵菩薩 | |
57 |
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府頭山(ふとうざん) | 無量寿院 | 高野山真言宗 | 阿弥陀如来 | |
58 |
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作礼山(されいざん) | 千光院 | 高野山真言宗 | 千手観音菩薩 | |
59 |
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金光山(こんこうざん) | 最勝院 | 真言律宗 | 薬師如来 | |
60 |
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石鈇山(いしづちざん) | 福智院 | 真言宗御室派 | 大日如来 | |
61 |
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栴檀山(せんだんざん) | 教王院 | 真言宗単立 | 大日如来 | |
62 |
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天養山(てんようざん) | 観音院 | 真言宗善通寺派 | 十一面観音菩薩 | |
63 |
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密教山(みっきょうざん) | 胎蔵院 | 真言宗東寺派 | 毘沙聞天 | |
64 |
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石鈇山(いしづちざん) | 金色院 | 真言宗石鈇派 | 阿弥陀如来 | |
65 |
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由霊山(ゆれいざん) | 慈尊院 | 高野山真言宗 | 十一面観音菩薩 | |
66 |
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巨鼇山(きょごうざん) | 千手院 | 真言宗御室派 | 千手観世音菩薩 | |
67 |
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小松尾山(こまつおざん) | 不動光院 | 真言宗善通寺派 | 薬師如来 | |
68 |
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七宝山(しっぽうざん) | 真言宗大覚寺派 | 阿弥陀如来 | ||
69 |
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七宝山(しっぽうざん) | 真言宗大覚寺派 | 聖観音菩薩 | ||
70 |
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七宝山(しっぽうざん) | 持宝院 | 高野山真言宗 | 馬頭観音菩薩 | |
71 |
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剣五山(けんござん) | 千手院 | 真言宗善通寺派 | 千手観音菩薩 | |
72 |
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我拝師山(がはいしざん) | 延命院 | 真言宗善通寺派 | 大日如来 | |
73 |
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我拝師山(がはいしざん) | 求聞持院 | 真言宗御室派 | 釈迦如来 | |
74 |
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医王山(いおうざん) | 多宝院 | 真言宗善通寺派 | 薬師如来 | |
75 |
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五岳山(ごがくざん) | 誕生院 | 真言宗善通寺派 | 薬師如来 | |
76 |
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鶏足山(けいそくざん) | 宝幢院 | 天台寺門宗 | 薬師如来 | |
77 |
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桑多山(そうたざん) | 明王院 | 真言宗醍醐派 | 薬師如来 | |
78 |
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仏光山(ぶっこうざん) | 広徳院 | 時宗 | 阿弥陀如来 | |
79 |
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金華山(きんかざん) | 高照院 | 真言宗御室派 | 十一面観音菩薩 | |
80 |
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白牛山(はくぎゅうざん) | 千手院 | 真言宗御室派 | 十一面千手観音菩薩 | |
81 |
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綾松山(りょうしょうざん) | 洞林院 | 真言宗御室派 | 千手観音菩薩 | |
82 |
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青峰山(あおみねざん) | 千手院 | 天台宗単立 | 千手観音菩薩 | |
83 |
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神毫山(しんごうざん) | 大宝院 | 真言宗御室派 | 聖観音菩薩 | |
84 |
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南面山(なんめんざん) | 千光院 | 真言宗御室派 | 十一面千手観音菩薩 | |
85 |
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五剣山(ごけんざん) | 観自在院 | 真言宗大覚寺派 | 聖観音菩薩 | |
86 |
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補陀洛(ふだらくざん) | 清浄光院 | 真言宗善通寺派 | 十一面観音菩薩 | |
87 |
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補陀洛(ふだらくざん) | 観音院 | 天台宗 | 聖観音菩薩 | |
88 |
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医王山(いおうざん) | 遍照光院 | 真言宗単立 | 薬師如来 |
泊まる
[編集]徒歩や車での巡礼者向けの小さな宿がたくさんあります。ディナー付きで1泊¥4,000-7,000程度が一般的です。
ほとんどの寺院では遍路のための宿泊施設を提供していますが、宿泊料金は非常に高価です(平均して1泊約¥8,000)。
「お遍路ハウス」は家族や地元企業が経営しており、へんろを歩く人たちに非常に少額の料金で(場合によっては無料で)部屋(場合によっては食事)を提供しています。
旅人を一晩泊める善根宿や通宿動と呼ばれる小規模な無料宿泊施設もありますが、これらの宿泊施設は質が悪く、設備も非常に限られている場合があります。これらはかつては遍路を歩くための主要な宿泊施設でした。しかし、過去50年で島の文化が変わり、宿泊施設の数は数えるほどに減りました。
安全を確保する
[編集]伝統的な白衣を着るととても安全です。あなたが巡礼者であることが認識され、人々は非常に協力し、ささやかな贈り物をしてあなたの旅に参加しようとするでしょう。贈り物は受け取るようにしましょう。
天候は時として危険な場合があります。春と秋の最適な季節であっても、特に南部では数日間雨が降ることがあります。適切な準備と最新の天気情報を常に把握しておくことが必須です。
高知県は最も人口が少ないため、歩く際は注意してください。主要な町は遠く離れており、海岸沿いの小さな漁師町は夕方8時か9時には閉まってしまうことが多いため、宿泊施設を見つけるのが困難です。
四国には蛇がたくさん生息しています。藪や草の中を歩くとき、足を踏み鳴らしたり音を立てたりすると、ほとんどのヘビが道から逃げていき、遭遇する可能性が低くなります。
7月、8月は非常に暑く、夏の盛りに歩き遍路を行おうとすると、熱中症にかかる危険性もあります。4月と10月がベストシーズンですが、宿泊施設は特に混雑します。
出かける
[編集]88番目の寺院に到着しても終わりではありません。巡礼を完了するには、再び1番目の寺院まで戻らなければならないとされています。しかし別の伝統では、順路を閉じる必要はなく、オープンエンドのままにしておく方がよいと示唆されています。
今日では最初の霊山寺に戻ることがより一般的です。また、ここまで来たら、弘法大師に感謝をしに 高野山に戻るのがマナーです。