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ヘルシンキ

ヘルシンキ英語Helsinkiスウェーデン語Helsingfors)はフィンランドの首都で最大の都市です。現代的建築様式と歴史的建築様式、そして美しいオープンスペースを織り交ぜた街で、何百もの島に囲まれている東洋と西洋の架け橋です。「バルト海の真珠」は徒歩や自転車で簡単に散策することができ、のんびりとすることができます。

地区[編集]

ヘルシンキは、フィンランド語で「首都圏」(フィンランド語pääkaupunkiseutu)と呼ばれるフィンランド最大の都市圏の中核を形成しています。南はフィンランド湾に面し、西には小さな飛び地カウニアイネンを擁する郊外の高級都市・エスポーがあり、さらに北と東には工業都市ヴァンターもあります。首都圏の人口約120万人のうち65万人がヘルシンキ市内に住んでおり、近郊を離れると小さな町や農場、森林が広がり、エスポー、ヴィフティ、キルッコヌンミの交点にはヌークシオ国立公園があります。東はヘルシンキ・ヴァンター・シポーの間にシポーンコルピ国立公園があります。

ヘルシンキの地区
  中央部
街の真核には、アテネウム美術館キアズマ美術館、印象的な中央駅を含むたくさんの見どころがあります。歩行者天国のアレクサンテリン通り(Aleksanterinkatu)には、特に飲食店やお土産屋さんが多いです。
  クルーヌンハカとカタヤノッカ
建物に囲まれた元老院広場のヘルシンキ・ルーテル大聖堂は、ヘルシンキがフィンランドの首都となった19世紀初頭に建てられました。1ブロック南へ移動すると市場のある広場と河岸場となっており、東のカタヤノッカへ続きます。ここはヘルシンキでも特に観光地化された場所と言え、街の有名な建物の数々が隣り合ってそびえています。他の部分は住宅街が多くを占めます。
  南部
穏やかかつ豊かな南部では、公園の緑を楽しんだり、素敵なカフェでコーヒーを飲んだりしてまったりするのがおすすめです。ここには興味深い博物館もありますし、ファッションやデザインのショッピングがお好きなら、プナヴオリ地区やフレドリキンカツ通りがおすすめです。島の要塞・スオメンリンナ(Wikipedia)はユネスコの世界遺産に登録されており、他にも本土のすぐ南に観光客がアクセスできる島がいくつかあります。
  カンピと南西部
飲食を楽しむなら、マンネルハイミンティを横切って、カンピ通りを進むといいです。造船所のクレーンや煙突に見守られながら、さらに西へ進むと、旧工業地帯が広がり、近代建築の奥には海が見えます。
  西部
街の西部は、街の中心部の喧騒から逃れるのに絶好の場所です。時間があれば、Laajalahtiの海岸沿いをのんびりと散歩したり、スポーツがお好きなら、この地域に集中している夏と冬の素晴らしいスポーツの会場を訪れてみてください。国立オペラ座、ヒエタラハティ墓地(Hietalahti)、岩の中にある教会、自然博物館、国立博物館、ウルホ・ケッコネンの邸宅、機能主義建築などなど―。
  東部
一方、ヘルシンキのより自由奔放な部分に興味があったり、パーティーが好きだったりするのなら、カリオ地区などの地区がおすすめです。かつては労働者階級の街だったこの地域は、今でもカウンターカルチャーや左翼政治と結びついており、学生が多く住んでいます。カリオ地区は「ヘルシンキの赤線地帯」に限りなく近いです。しかし、東部にはリンナンマキ遊園地(Linnanmäki)や古い木造建築の残るヴァリラ(Vallila)やカピュラ(Käpylä)も位置しています。フィンランド初の超高層ビルで知られるカラサタマ地区(Kalasatama)もあり、今まさに人口が増えている途中です。
  東部近郊
ヘルシンキ東部の郊外はほとんどが住宅街で、世界各地の移民が暮らす、おそらく最も文化的に多様な地域です。この地域にはヘルシンキ動物園、巨大なショッピング施設イタケスクス(Itakeskus
  北部近郊
ヘルシンキの北部郊外は、高速道路、ショッピングモール、工業地帯、住宅地から構成されていて、かなりの緑が生い茂っています。北側には境目のくっきりしないまま別の都市が隣接しています:そう、ヴァンターです。ヘルシンキの他の地域ほど見どころに富むわけではありませんが、中央公園やヘルシンキ最高頂の丘・マルミンカルタノンウィップなど、自然の見どころが点在します。

知る[編集]

着く[編集]

観る[編集]

食べる[編集]

泊まる[編集]

出かける[編集]

ヘルシンキを通る路線
トゥルクロホヤ  西    ポルヴォーサンクトペテルブルク
タンペレヒュヴィンカー  北西    END
グダニスク    北東  ラハティユヴァスキュラ