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シーランド
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シーランドの地図

シーランドの地図

シーランド(:sealand)はイギリス沖・北海の南端に浮かぶ旧要塞を領土とする自称国です。

地域[編集]

国全体が首都である。首都は自称「公」が直接統治している。

都市[編集]

シーランドの詳細な位置。

知る[編集]

シーランド公国
シーランド公国の旗
シーランド公国の旗
人口 27Wikidataでこれを編集
面積 0.004 平方キロメートルWikidataでこれを編集
言語 英語
通貨 シーランド・ドル
主な宗教 キリスト教
時間帯 UTC+0Wikidataでこれを編集
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歴史[編集]

イギリスは第二次世界大戦中、沿岸防衛の拠点として4つの海上要塞と多数の海上トーチカを建設した。これらはマンセル要塞(Maunsell Fort)と呼ばれる。

シーランド公国が領土としているフォート・ラフス(Fort Roughs / U1、ラフス・タワー Roughs Tower とも)は、最も北に位置していた海上要塞であり、1942年から建設された。イギリス沖10 kmの北海洋上、ラフ・サンズ(Rough Sands)と呼ばれる砂堆の上に、大きな柱が二本ある巨大な構造物(ポンツーン)を沈め、海上に突き出した柱の上に居住区や対空砲台などが作られていた。戦時中は150から300人ものイギリス海軍兵員が常時駐留していたが、大戦終了後の1956年に要塞は放棄された。

1967年9月2日に元イギリス陸軍少佐で海賊放送の運営者だったパディ・ロイ・ベーツは、イギリス放送法違反で訴えられた。彼は当時イギリスの領海外に存在したこの要塞に目をつけ、占拠した上で「独立宣言」を発表、要塞を「シーランド」と名付け、自ら 「シーランドの公、ロイ公殿下」(H.R.H. Prince Roy, The Prince of Sealand)と名乗った。

イギリスは強制的に立ち退かせようと裁判に訴えたが、1968年11月25日に出された判決では、シーランドがイギリスの領海外に存在し、またイギリスを含めて周辺諸国が領有を主張していなかったことから、イギリス司法の管轄外とされた。

タイムゾーン[編集]

UTC±0

気候[編集]

シーランドは温帯に属している。メキシコ湾流に由来する暖流の北大西洋海流の影響下にあるため、北緯約51度という高緯度にもかかわらず温暖であること、次に中緯度の偏西風の影響を強く受けることである。以上から西岸海洋性気候 (Cfb) が卓越する。大陸性気候はまったく見られず、気温の年較差は小さい。

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  • グリゴレオ暦

宗教[編集]

  • キリスト教・プロテスタント

話す[編集]

公用語は英語とされている。

着く[編集]

同「国」は海上からのアクセスが難しい堅固な要塞である。

ヘリが発着できるほか、「港」にて地上にウインチで引き揚げてもらえるとのこと。国内の公共交通機関はなく、自家用の乗り物、または徒歩で移動する。シーランドを訪れるには事前の予約が必要である。

観る[編集]

1 監獄ー悪名高いシーランドの監獄は、1978年に首相に任命されたもののクーデターを起こした、かの西ドイツの投資家アレクサンダー・アッヘンバッハ(Alexander G. Achenbach)も寝た鉄のベッドがあります。

食べる[編集]

飲む[編集]

泊まる[編集]

楽しむ[編集]

シーランドの文化として、

  • 事実上の国営放送局がある。元々は海賊放送局である。
  • 2007年9月14日に映画「Sealand」の制作決定をWebにて公表した。
  • スポーツには、サッカーシーランド代表が存在する。FIFAやUEFAに加盟していない。主に非承認国家が参加する国際団体NF-Boardには準会員として参加している。監督はクリスティアン・オルセン。

買う[編集]

通貨は「シーランド・ドル」。

住む[編集]

シーランドでは切手販売などを行う公式サイトにて、「領土」の一部を買って住民になることができる。

安全を確保する[編集]

軍と警察と騎士団が存在する。通常、1名の兵士が1丁のライフルでシーランド領内を巡回している。

シーランドは最寄りのイギリス陸地から10キロ以上も離れており、周辺国の治安の影響は受けにくい、ただし周辺国を経由で移動時は必ずしもそうとは言い切れない。

健康を維持する[編集]