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提供:ウィキボヤージュ
アムステルダム


アムステルダムオランダの首都で人口は85万人超、市内を縦横に巡る運河と1500本以上の橋、壮麗な建築が見どころです。

周辺部を加えると100万人超の人口稠密地であり – アムステルダムはオランダ最大の都市の座を誇ります。また経済と文化、クリエーティブな活動の中心地でもあります。

水の都として「北のべネチア」と呼ばれます。運河が市内各所を結び、精緻な建築物と橋梁の魅力を否むことはできません。アムステルダムの魅力は普遍的で、旅の目的が豊かな文化遺産でも、活気に満ちたナイトライフでも、あるいは静かな路地の散策でも心を満たされます。

12世紀後半のアムステルダムは質素で目立たない漁村でしたが、世界屈指のにぎやかな貿易拠点に成長したのは17世紀です。都市の進化により、ヨルダン地区(Jordaan)や運河ベルトなど象徴的な地区が誕生し、後者は 2010年にユネスコ世界遺産に登録されました。19世紀から20世紀にかけて市域が拡大し、中断された時期を挟みながらモダニズム建築の占める地区が拡大しました。

地区[編集]

アムステルダムの地区割り
  都心部
中世の面影を伝える都心部はアムステルダムで最も観光客が多いエリアで、ダム広場や歓楽街などが人気です。このエリアは狭い通りに商店やコーヒーショップがたくさん並び、書店街のスプイ(Spui)近辺やカフェが魅力のニューマルクト(Nieuwmarkt)など、他にも興味深いエリアも含まれています。
  運河地区
ユネスコ世界遺産の指定を受けた運河地区(英語)は、裕福な住宅所有者を呼び込もうと17世紀に開発されました。今も高級な地区としてオランダ文化の最先端を率いる人たちの本拠地です。街のナイトライフは、主にライツェ広場とレンブラント広場(Leidseplein、Rembrandtplein)周辺で繰り広げられます。
  ヨルダン
昔から労働者階級が暮らしてきたエリアは様変わりして、アート・ギャラリーやおしゃれなブティック、話題のレストランが数多く立ち並ぶ高級なエリアになりました。ハールレンメルビュルトのショッピング街や、静かな島々が位置するヴェステリケ・エイランデン(Westelijke Eilanden)も含まれます。
  プランタージュ
運河地区の延長として開発が始まりながら、あまり人気がないまま緑豊かな地区になり、植物園や動物園、大規模な大学のあるエリアになりました。ヴェースパビュルトと東部諸島(Weesperbuurt、Oostelijke Ailanden)も含まれます。
  南地区
アムステルダムの一等地の一つに数えられます。ここにある美術館・博物館地区を訪れないのでは、アムステルダムに来た甲斐がありません。高級ブティック、カフェ、ブラッスリーなら、リッチな南東地区とアポロブールト(Oud-Zuid、Apollobuurt)。ワインを飲みながらくつろげるフォンデル公園(Vondelpark)。デペイプは文化のるつぼで、アルバート・カイプの骨董マーケット(Albert Cuyp Market)なら掘り出し物を探せます。
  西地区
広大な都心エリアで、19世紀から20世紀にかけてアムステルダム派の建築様式が建設されました。美しく風格のある邸宅が並ぶフォンデルバート(Vondelbuurt)、クラブやバー、数多くの文化施設がある市内最大の公園はウェスターパークです。新興のキンカービュルト(Kinkerbuurt)はグルメの街で、おいしいレストランやデハレン食品市場(De Hallen)、独立系のショップが数多くあるエリアです。
  北地区
NDSMウェルフやEYE映像ミュージアム(英語)オランダ映画博物館)など文化施設が新しく誕生し、大きく発展しているエリア。高速道路A10号線の東側には田園風景が保護されていて、自転車で探索するのに最適です。
  東地区
東地区(Oost)は広くて多様性に富んだ地区。イースタン・ドックランズとアイブルグは活気のある中流階級上層の住宅地で、モダンな建築物が際立っています。公園のオースターパークとフランケンダール公園(Oosterpark and Park Frankendael)もこの地区です。
  北東部
ベイルメルメール地区はアムステルダムの飛び地であるベイルメルメール地区は、文化のるつぼです。未来の地区として1970年代に開発され、新聞には犯罪や強盗事件の見出しが踊りました。その後、再開発によりここ数年で安全性が著しく向上し、コンサートやサッカーのファンにとってアリーナ大通り(ArenA Boulevard)は聖地になりつつあります。

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知る[編集]

街の構成[編集]

ケイザー運河とレギュリアス運河の合流点

旅人にとって「アムステルダム」というと都心部で経験することが印象に残り、アムステルダム中央駅を頂点にほぼ半円状に広がる都心部は、大まかなには1850年から変わりません。ここには運河(グラハト)5本が流れる運河地区があり、シンゲル運河、ヘレン運河、ケイザー運河、プリンセン運河、ジンゲル運河で構成されます。都心にはさらにヨルダン地区という労働者階級の住区を再開発した家賃の高い住宅地、植物園や動物園があり広々として緑あふれるプランタージュ地区。郊外へ向かって都心を囲むナッサウカーデ、スタッドハウダースカーデ、マウリツカーデの街区は、かつて市境の堀と要塞があった位置を示しています。これらを1本の線で結ぶと、その外側はほとんどすべて、1870年以降の新開地です。

都心の半円を北から見渡すアイ川は、「川」と呼ばれても、正確には河口です。アムステルダム中央駅から東に向かうと、鉄道は改修された人工島イースタン・ドックランズを通過します。アイ川の北は主に住宅地で、そこでも波止場エリアの大規模再開発が始まりました。

南を見ると、アムステル川が市に流れ込んでいます。改修前はロキン-ダムラック線(Rokin-Damrak)に沿って流れていました。アムステルという地名の「ダム」(堤防)の由来はダム広場近くにあり、現在のビエンコルフデパート(Bijenkorf)の地下にありました。当初、この沼沢地に人々が入植した区画はアムステル川の右岸で、ヴァルメ通り(Warmoesstraat)になりました。つまり、この通りは市内で最も古いわけで、そこからアムステルダムの街は同心円状に発展し、環状高速道路A10号線の北東側のみ除外されています。そこは田園風景が保護され小さな村が点在し、ワーテルラント地域(ヘメーンテ)の一部と見なされています。

都心の半円は半径およそ2 km。主要な観光地とほとんどのホテルは、その内側またはすぐ外側に位置していルため、アムステルダムの住民が暮らす大きな地区では、普通、観光客をみかけません。住民の少なくとも9割は、都心部の外に住んでいて、経済活動のほとんど(金融部門の事業所や港湾関係)は環状高速道路の近くまたは外側にあり、都心から4–5 km 離れています。

環状道路の外側に移ると、アムステルダムっ子が〈都心〉と呼ぶ地域の意味が変わりつつあります。特に南地区は、ズイダスと南/北線の開発(Zuid、Noord/Zuidlijn)によって、地元の人々の生活に大きな意味を守るようになりました。ミュージアム広場(Museumplein)と隣接する美術館の再建工事が完了し、観光客にはますます重要性が増えました。

歴史[編集]

ベヒンホフの家並み

アムステルダムが初めて記録に登場したのは1204年で、アムステルダメ(Aemstelledamme=「アムステル川のダム」)と記され、1327年の記載は「Aemsterdam」です。当初はユトレヒトに属し、1300年前後にユトレヒトの司教「アヴェーヌのガイ」(Gwijde van Henegouwen=ギー・ダヴェーヌ)から都市の特許状を授かり、司教が亡くなるとウィルヘルム3世伯爵に継承されてオランダの一部となりました。14世紀から15世紀初頭の木造建築物は、1421年と1452年の2回の大火に見舞われて、ほとんど残っていません。注目すべき例外は、ベヒンホフの木造住宅です。(ハウテンハウス=Houten Huis、Begijnhof)

地元のオランダ人貴族はスペインに対して、政治権力の拡大と宗教の自由を要求した1558年、反旗をひるがえし、アムステルダムは支持してきた相手国が孤立を深め、それに伴って貿易が悪化したため、1578年にオランダ側につきました。こうして樹立されたオランダ共和国では宗教の自由が比較的、見られたことから多くの人がアムステルダムに移民し、イベリア半島のユダヤ人、アントワープの商人のほか、フランスのプロテスタント(ユグノー)も含まれました。カトリックの宗教行事はむしろ公然とは実践できなかったほどです。

17世紀にアムステルダムは繁栄し、世界的な貿易ネットワークと海外の資産を元手に世界有数の大都市になりました。ヨーロッパの海運の中心地として、世界有数の金融の中心として、また芸術の都としてレンブラントなど偉大な画家が作品を仕上げ、今日まで広く賞賛されています。運河網は裕福な商人のために建設されると都市は元の域外へと拡大し、労働者階級のが行くとしてヨルダンが開発されました。上記のような背景もあって、アムステルダムの近世の人口の大多数は移民が占め、多数派はドイツ人から移ってきたルーテル派プロテスタントでした。

オランダ共和国は単一国家ではなく、独立した州と大都市がそれぞれに自治する連合でした。アムステルダムを最も顕著な代表とする共和党派に対して、ハーグに権力基盤を置くオラニエ派は敵がい心を燃やし、軍にアムステルダムを包囲させるまでに至りました。オラニエ公(1533年 - 1584年)をオランダ統領として支持し、政治的指導力を世襲させようとするオラニエ派でしたが、共和党派は市民の自律を支持しました。その歴史を反映し、ハーグには現在まで長年にわたり政治エリートに対抗する共和主義と非同調派の文化が根強く伝わっています。

王宮

16世紀から17世紀にかけてアムステルダムから革命の機運は薄れ、裕福な若手のエリート住民の都となりました。かつて低所得層向きに開発されたヨルダンなどの地区は上流階級の住区に転換され、貧しい住民は都心から郊外の自治区や他の都市に移り住みました。不法占拠の取り締まり、コーヒー店の閉店増、歓楽街を除く売春の非合法化など、この街のかつての進歩的な理想は影を潜めていきます。それでも他と比べると、この年は依然として進歩的で寛容です。共和主義と非同調派の文化もやはり困難な一時期を過ごしたものの、至る所に「アムステルダム共和国」の道路標識が見られるように、〔共和〕が今もこの都市の特徴であると示しています。

気候[編集]

 気候 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 
最高気温 (°C) 6 8 11 15 19 21 23 23 20 15 9 6
最低気温 (°C) 0 0 2 4 8 11 12 13 10 7 4 1
降水量 (mm) 70 56 67 42 62 66 81 73 78 83 80 76

Check アムステルダムの1週間予報を調べるには、ウェブサイトweer.nlを参照

アムステルダムは観光客に人気の都市でそこそこの広がりがあり、年間を通じて訪れたい場所です。ただし緯度が高いため、クリスマス前後の日照時間は午前8時45分から午後4時30分の8時間と昼が短くなります。冬は寒すぎて快適な散策に向かないし、ましてやサイクリングはお勧めできません。年間の最低気温は1月、2 月で0°C前後(32°F)、最高気温はおよそ5°C(41°F)。毎年、降雪は数回でたいていは数日すると地面に残っていません。

夏は熱波が一般的で30°C超えの日(86°F+)が平均3日、雨が降ると気温は一気に18°C(64°F)に下がります。日中の平均気温は7月、8月が最も高く22°C(72°F)、日没は夜10時、日の出は5時半頃になります。

毎年、気温の数値は夏も冬も上記の値から外れることはあっても、雨の備えはしてください。雨は年間で平均2日に1回降り、冬には1週間ずっと雨か霙(みぞれ)が降る場合もあります。冬季のアムステルダムはほとんど毎日、灰色の雲に覆われ、春と夏には1日あたり6–8時間は太陽が輝きます。

毎年4月27日は日曜日に重ならない限り、「国王の日」(Koningsdag)という国民の祝日です。(同日が日曜日の場合は1日前の土曜に振り替え)。この日は晴天の特異日で、気温は 17°C(63°F)程度です。雨が降ると、この休日に街を歩く人はかなり減ります。

観光情報センター

  • 1 アムステルダム観光センター  VVVアムステルダムStationsplein 10 アムステルダム中央駅の向かい、駅前広場のコーヒー店のビル。電話番号:+31 20 702-6000。 アムステルダムの観光案内所は中央駅の向かい、コーヒー店スミッツ(Smits Koffiehuis)と同じ建物内。通称「GVBオフィス」では地図やパンフレット、各種予約手続きのほか、トラムやメトロの乗車券も購入できます。タッチ・スクリーン式の情報端末が数基あり、アムステルダムの訪問に関する一般情報を表示します。 営業時間:09:00-18:00、年中無休。 タイプなし
  • アムステルダム・シティカード。 このカードを使うとアムステルダム市内の公共交通機関が乗り放題。特典として市内の一部の美術館や観光スポットが「入場無料」(追加料金なし)、また複数の観光スポットも利用料・入場料の割引を受けられます。 値段:有効期限ごとに代金が変わる。24時間– €60、48時間– €85、72時間– €100、96時間– €115、120時間カード- €125 タイプなし

着く[編集]

飛行機で[編集]

1 アムステルダム・スキポール空港  Luchthaven Schiphol, ​AMSIATA 都心部の南西15 km (9.3 mi)に位置します。  。 この空港は乗客数がヨーロッパ圏で最多の上位5つに入り、6300万人以上の旅客が利用しました(2016年時点)。最大の航空会社KLM は当空港から周辺や世界の多くの主要都市へフライトを提供しています。ブリティッシュ エアウェイズウィキペディア)は、ロンドンのヒースロー空港、ガトウィック空港、ロンドンシティの3拠点へ毎日15便を運航。格安航空会社のトランサヴィア(オランダ)、ブエリング航空(スペイン)、TUIflyイージージェット(イギリス)その他もスキポールに就航しヨーロッパの多くの都市にサービスを提供しています。

一部の格安航空会社はアイントホーフェンまたはロッテルダムに拠点を置き、スキポール空港以外への方が格安航空券が買えるかもしれません。アムステルダムまでの移動はバスや電車を利用、またレンタカーも選択肢ですが、タクシーの利用はお勧めできません。乗車料金はロッテルダム市内から空港まで約€180、アイントホーフェンからだと、なんと€300と高額です。

アイントホーフェン空港EINIATA)から最寄りの鉄道駅へローカルバスのエルメスバス 401系統で移動(1時間に4本前後、所要時間約25分)。乗車料金は乗車時に現金払いだと€3.20、「en:OVチップカード」利用で€1.71。アムステルダム中央駅行きの電車に乗り換え、鉄道部分の所要時間は1時間20分、1時間に4本、片道€17.20。あるいはまた、空港からアムステルダム中央駅まで直行のlanguageid=EN 高速バスをご利用ください。所要時間2時間15分で1日に3–4便のみ。運航ダイヤは公式サイトをご確認ください。乗車券は片道€25.50、往復は€42.50です。

ロッテルダム空港RTMIATA)に降り立ったら国鉄ロッテルダム中央駅まで市営バス(RET 空港シャトルバス 33番、所要時間25–30分10、10–20分間隔、現金払い€2.50またはOVチップカード支払いで€1.39)。アムステルダム中央駅行きの国鉄を利用、(所要時間およそ1時間、10–20分間隔、片道€13.40)。

鉄道で[編集]

アムステルダム中央駅の正面玄関

アムステルダムの鉄道網のハブは、

2 アムステルダム中央駅  Amsterdam Centraal  。 見事な建築を誇り、駅舎は1889年完成。アイ川の河岸と中世の都心部の間にできた人口島に立っています。 追加情報:一部車いす対応。

アムステルダムの主要な鉄道駅には他に、競技場前のベイルメルメール・アレナ駅、スローテルダイク駅、ザード駅(Sloterdijk、Zuid)。国際列車はアムステルダム中央駅に停まります。

  • オランダ旅客鉄道(NS=Nederlandse Spoorwegen)はオランダ国内の主要な鉄道会社で、移動のほとんどを担います。遠隔地への電車は乗り換えが必要な場合があり、行き先によって本数も少なめです。また近隣諸国への国際サービスも提供しており、ベルギー国鉄やドイツ国鉄と連携しています。詳細は以下を参照してください。
  • ベルリン国際都市間列車(InterCity Berlin)は2時間ごとにアムステルダムを発車、停車する主な駅と所用時間はオスナブリュック (英語版(3時間8分)、ハノーファー (英語版(4時間20分)、ベルリン (英語版(6時間22分)、どの列車にも食堂車が連結されています。乗車券の購入には、ドイツ国鉄のウェブサイト が利用できます。
  • インターシティ・ブリュッセルは一日最高16便、ブリュッセル便(3時間18分)とアントワープ便(2時間23分)を走らせており、運行速度はタリス(Thalys)よりも遅めで料金も安め。ベルギーからアムスレルダムを目指すなら、低予算の旅の選択肢です。
  • ICE 国際鉄道はアムステルダムとデュッセルドルフ (英語版間に一日7便を運行(2時間6分)、ケルン (英語版便(2時間20分)、フランクフルト (英語版便(3時間46分)もあります。同サービスにはバーゼル (英語版線(6時間43分)もあり、コーチカーは「バービストロ」と呼ばれ、 ICE列車で人気です。夜行列車は「ナイトジェット」(Nightjet)といい、毎日、終点のチューリヒ (英語版を目指してバーゼル、フランクフルト、ケルンを結びます。乗車券はドイツ国鉄ドイッチェバーン(DB)でネット販売しています。
  • ユーロスターは毎日、セント・パンクラス駅(ロンドン)発アムステルダム中央駅行きの高速列車を走らせています。所要時間はおよそ3時間40分、乗車料は片道£35からです。国境通貨の審査を受ける時間を予定して、出発時刻の90分前には駅に到着してください。ブリュッセル駅から出発する場合は、ユーロスターのウェブサイトでアムステルダム駅までの乗車券を予約できます。
  • タリス(Thalys)という高速鉄道はアムステルダムとパリ北駅(3時間19分)、ブリュッセル南駅(1時間54分)、アントワープ中央駅(1時間12分)を結びます。一日10便、いちばん安い乗車券はすぐに売り切れるので、可能な限り予約してください。軽食を出すロビーカーがあります。1等車の乗客には、サービスで飲み物と軽食が配られます。

電車を利用してアムステルダムまで行く予定がある場合は、トラベル・プランナー(英語)を使って電車のダイヤを確認するようにお勧めします。ほとんどの乗車券はオンラインで買えますし、多くの場合は予約販売の方が安くなります。乗車券の発券トはアムステルダム中央駅とスキポール空港の国際線チケット売り場でもできます。

バスで[編集]

毎日、運行される国際バスは合計数十本にのぼり、その多くは他国から移民してきた人々のふるさとへ向かいます。ドイツやベルギー、フランス(パリとリール)およびロンドンから近隣の国際都市へ走る便の発着は頻度が高いです。他の交通機関から最寄りの国際路線のバス停は、このページの「空港」、または「」他の見出しごとに場所に示してあります。

  • ユーロライン(Euroline) 外部リンク
  • フリックスバス(Flixbus) 外部リンク
  • クィバス・ブラブラカー(OUIBUS / Bla Bla Car) 外部リンク
  • RegioJet(バス停)アムステルダム・スローテルダイク駅。電話番号:+420 841 101 101。 チェコのプラハにある会社(旧学生援護会)が運行しており、毎日、アムスルダム・スローテルダイク駅を出発します。 タイプなし

長距離運行が少ないオランダ国営のバス会社は、アムステルダム中央駅には発着しません。300 番バスは鉄道のハールレム (英語版駅とホーフトドルプ、スキポール空港、アムステルフェーン、アムステルダム・ベイルメル・アレーナ駅に停まります。

車で[編集]

自動車専用道路の速度制限は、日中は時速100 km、夜間は同130 kmですが、それぞれの区間の指示に従ってください。環状道路 A10 号線はアムステルダムの都心をぐるりと周回しており、制限速度は時速100 kmとはいうものの、西側では時速80 kmに規制されています。監視カメラが多く、スピード違反は厳重に摘発されます。

船で[編集]

アムステルダム旅客ターミナルは都心から近いものの、バス以外に公共交通がありません。クルーザー客船のみ発着します。直近のフェリーの港はエイマウデンで、イギリスのニューカッスル・アポン・タイン発のフェリーの停泊地で、DFDS海運(DFDS Seaways)が運航するフェリーは(具体的にはイギリスのノース・シールズ発着)夜行フェリーを年中無休で提供しています。

エイマウデン

その他、イギリス発着のフェリーの港はロッテルダム・ユーロポート(Rotterdam Europoort=ハルから到着)とフック・ヴァン ・ホラント(Hoek Van Holland=エセックス州ハーウィチから到着)、どちらもアムステルダム都心から約 70 km の距離です。ロッテルダム中央駅までは、都市間電車と地方間電車がアムステルダム中央駅から直通で所要時間はおよそ1時間15分、ダイヤは10–15分間隔です。予約と詳細は国営鉄道 NS のウェブサイトをご覧ください。

ハーウィック行きのフェリーはステナラインが運航し(Stena Line=スウェーデンの会社)、ロッテルダム・セントラル駅でロッテルダム・メトロ線B地区に乗り換えホック・ファン・ホランド駅(Hoek Van Holland)を降りると駅からフェリー乗船場へ直行できます。乗船券と運航ダイヤその他は、ロッテルダム・RETのウェブサイト(Rotterdam RET)を確認してください。ハル行きのP&Oフェリーの場合、乗船場まで公共交通はないのでタクシー利用になり、ロッテルダム・セントラル駅から利用。ウェブサイトを見ると、P&O フェリーのオプションには、バス送迎サービスもあるようです。("※"=Peninsular and Oriental Steam Navigation Company)

移動する[編集]

市内の公共交通は交通局GVB[リンク切れ]が運営しています。路面電車が都市交通の中心であり、便数と行き先の多いバスに加えメトロ(地下鉄)もあります。朝の始発はだいたい午前6時ごろ(日曜は7時30分)、終発はだいたい夜12時頃です。夜行バスも数系統があります。地域バスや郊外バスなどはコネクション(Connexxion)とEBS(オランダ語)の管轄です。

乗車料金の支払い[編集]

アムステルダム市内の公共交通は、全ての乗車券をプリペイド式のOVチップカード(OV-chipkaart(英語)でしか支払えないシステムを長年にわたって採用してきましたが、2023年時点では、駅、路面電車やバスの車内、国鉄の車内で非接触型カードまたはデビットカード[リンク切れ](英語)でも払えました。クレジットカード決済の方が楽だと感じる旅行者は多く、OVチップカードを入手したり残高を気にしたり、チャージする手間がかからないからです。支払いは読み取り機にカードをかざすだけなので、両方の違いはありません。最初に公共交通に乗るときと、最後に降りた駅でもう一度、非接触カードを読み取り機にかざすのを忘れないでください(ICチップ入りのクレジットカードでもOVチップカードでも)。

OVチップカードには3種類あります。

  • 個人用カード 週単位、月単位または年単位の定額料金を設定
  • 匿名カード 公共交通機関で支払うお金をチャージできます
  • 使い捨てカード 利用期間が決まっている(1時間または数日)

上記の1番目と2番目のカードは発行手数料 €1で入手できます。プリペードのチャージは、実際に乗車する前に最低 €1 が必要。ただし使い捨てカードはチャージ済みで、有効期限が切れると使えなくなります。

匿名の使い捨て OV チップカードを入手するには、メトロの全ての駅の GVB 自動販売機、アムステルダム中央駅を含む一部の大きな駅の事務所、一部の路面店で買います。さらにトラムやバスの車内で1時間限定の使い捨てカードを買えるのですが、車内の支払いは PIN カードのみ(IC チップ付きのデビットカードとクレジットカード)。運転手または車掌から使い捨てカードを購入したら、そのカードを読み取り機にかざし、乗車(チェックイン)と降車(チェックアウト)してください。

チケット購入には GVB モバイルアプリも利用可能。携帯電話で QR コードを表示し、カード・リーダーで読み取るだけです。

アムステルダムに長く滞在する人なら、有効期限が 1日または複数日のトラベルパス[リンク切れ](英語){Dead link|date=2023年1月 |bot=InternetArchiveBot |fix-attempted=yes }}が便利かもしれません。期限は 24 時間以上 上限は 168 時間です。これがあれば、所有者はパスの有効期間中、トラムもメトロも、バスにも無制限に乗車できます。トラベルパスを匿名カードにロードできますが、事前に設定してあったプリペイド分は、トラベルパス用には使えなくなります。トラベルパスでは、公共機関ではなく、コネクション社とアリヴァ社(Connexxion、Arriva)が運行するバスでは無効です。トラベルパスを入手するには、観光案内所(スキポール空港およびアムステルダム中央駅のすぐ外)、AKO 書店、多くのホテル、GVB チケット売り場に行ってください。また路面電車なら、車掌から一日乗車券を購入できます(バス車内では購入不可)。

  • GVB カード。 複数日のカードの有効期間とは、24時間の日数倍で正確に計算されます。 値段:有効期限によって、おとな1時間€3.20、1日(24時間)€9.00、子ども1日€4.00。おとな料金は2日間€15.00、3日間€21.00、4日間€26.50、5日間€33.00、6日間€37.50、7日間€41.00 タイプが不明です:around

別の選択肢もあります。

  • アムステルダム・トラベルパス  旅行チケット。 スキポール空港とアムステルダム市内間の電車(アムステルダム市内のいずれかの駅行き)と397番バスの往復乗車券に加え、GVB のすべてのトラム、メトロ、バス(夜行を含む)の乗り放題パスが1日・2日・3日間のいずれか設定されています。これらのチケットは暦日に基づいており、期限切れは最後の有効日の午前 04:00。 値段:€17(1日)、€22.50(2日)、€28(3日)。 タイプが不明です:around

さらに別の選択肢。

もっと違う選択肢。

メトロで[編集]

アムステルダム・メトロ路線図

アムステルダムで利用できるメトロ5路線は、実は都心部では地下路線の方が短く、周辺都市まで延伸しています。中央駅から南地区、あるいは南東地区のベイルメルメール・アレナ競技場駅まで15–20 分前後。

5番目のノート/ザルト線(南北線)は、2018年7月21日に待望の開業を迎えました。名称のとおり、アムステルダム市の北部から都心部を通り南部まで直通する地下鉄です。

路面電車で[編集]

アムステルダムの路面電車とメトロの路線図

路面電車(トラム)はアムステルダム市内の主な交通機関で、14路線が運行しています。トラムの最大のターミナルはアムステルダム中央駅で、8路線が発着します。3 ライツェ広場(Leidseplein)は2番目に大きいターミナルで、6路線が通ります。トラムの 5 番線と 25 番線は隣接する自治体のアムステルフェーンセ、同 19 番線はディーメンを都心と結びます。鉄道駅と路面電車の停車場はあちこちで乗り換え可能。

トラム停留所は全箇所、路面電車とその周辺地域の詳細な地図を掲示してあります。公共交通機関の無料の地図は、GVB チケットオフィスでも入手できます(アムステルダム中央駅のすぐ外)。

最近、路面電車はほぼ全便に車掌が同乗、車両後部にいます。乗車するときは運転士側または車掌の案内に従います。質問は車掌に尋ねると必ず答えます。車掌から時限切符(1時間、24時間、48時間)を購入できます。

バスで[編集]

ローカルバスはトラムやメトロと並んで、交通局 GVB が運営しています。ハールレムやアイトホールンなど周辺の市町村行きの郊外バスもあり、これらは路線は民営でコネクション(Connexxion)または EBSが運行(バス車体のラッピング広告を見ると会社名も社風も明確)、アムステルダム市内なら乗車料を「OV-チップカード」(chipkaart)で払えます。バスの乗車は前扉からです。ほぼすべてのバス路線は、1週間を通して運行間隔が短めです。

船で[編集]

市内中心部とノールトの間に流れるアイ川には複数の渡船(とせん=小型のフェリー)が運航しており、運航ダイヤは最も多い時間帯で7分間隔です。いずれもアムステルダム中央駅の北側(裏側)にできた新しい桟橋を発着します。どのフェリーも乗船料は無料、船上から港とスカイラインの素晴らしい景色を眺めましょう。

行って観る価値があるのはNDSM埠頭、乗船時間は15分で毎週、何度も出航します。工業地帯ですが、今、人気上昇中のオシャレな店が増えていて、素敵なカフェバー(IJkantine)、レストラン(Noorderlicht)、屋内スケートボードパーク、パンケーキボート(Pannenkoekenboot)など。フェリー発着はアムステルダム中央駅と NDSM 埠頭乗船所から30分ごとの運航です。ラッシュアワーの便数は2倍に増えます。

バウクスローターヴェフ(Buiksloterweg)行きフェリーで終点で降りると、EYE映像ミュージアム(EYE Film Institute)まで歩いてすぐ。建築の外観、地下の展示は無料で鑑賞できます。

自転車で[編集]

あちこち移動するなら、レンタサイクルが手頃です。アムステルダムの人口75万人に対して、市内の自転車の数は80万台と言われています。町自体が自転車向きに整っていて、主な公道はほぼ全て車道の他に自転車専用レーンが引いてあります。ただし都心部は道幅が狭い箇所が多く、路面を自動車と共用しています。

市内に暮らす地元住民なら主な交通手段は自転車という人がほとんどで、その分、交通量は多いですから、サイクリングの経験があまりない旅人は、公共交通機関か徒歩の方がよほど快適かもしれません。自転車に乗るなら周囲の状況、交通法規の違いにも注意しましょう。

アムステルダムっ子で自転車に乗る人の様子を見ていると気づきませんが、オランダの交通法規では優先権は自動車であって、自転車にはありません。また、他の自転車乗りに十分に注意し、曲がるときは事故防止と交通の流れを妨げないように、手を進行方向へ差し出すなど他の車両への合図を忘れないこと。交差点ほか、標識で示していない場合、出会い頭のルールは右優先です。

路面電車のレールに注意して、タイヤを挟まないよう、レールを乗り越えるときは常に斜めに走りましょう。また、タクシーは自転車になど配慮せずスピードも落とさずに接近してきます。左記のどちらもアムステルダム方式ですから、必ず注意を怠らないこと。自転車をレンタルするなら、鉄道駅にはレンタサイクル店があり、その他、都心部と周辺にも、複数のレンタルショップがあります。利用料の相場は1日およそ €9€20 です。雨に備えた装備は必需品です。

サイクリング関係の地図は、「自転車でアムステルダム」が優れた情報源です(Amsterdam op de fiets、Cito 地図)。ルートのほか修理やレンタル、公共交通機関について掲載。公共交通機関の利用料はアイ州全域のフェリーとメトロは全区間、トラム 26 番線は一部の車両で、人間の乗車料金は無料の代わり、自転車の持ち込みは「ICチップ入りのOVカード」で払います(OV-chipkaart、2018年時点は €6.20、ラッシュアワーは自転車の持ち込み禁止)。車両の外に特別なラックがあり、自転車マークがついている場合はそこに取り付けてください。

適切な錠前かロックを1つ(または2つ)入手して、必ず使用すること。世界でもアムステルダムは自転車の盗難率が最高の都市に数えられます。自転車を買おうかと見て、値段が異様に安すぎるときはほぼ確実に盗難自転車です。路上で通行人に売ってやると示してくる自転車は、もちろん盗まれたもの。昔はアムステルダム名物のジョークで、大勢の自転車乗りが通り過ぎる時に「おい、それは私の自転車だ!」と叫ぶと、5人ほど「自分の」自転車から飛び降りて走って逃げると笑ったものです。

チャイルドシート付き自転車(Bike43)
  • A-Bike Rental & Tours(Aバイク・レンタル&ツアー)Tesselschadestraat 1-E フォンデル公園(Vondelpark)の隣。電話番号:+31202181292、メール:。 手入れの行き届いた車体で、2年以内の新品揃い。派手な色ではないため、地元の人に溶け込みやすい。 営業時間:24時間、無休。 値段:€6.50(1時間)、€14.95(24時間)、2日目以降は日額€12,95を加算。 タイプなし
  • ブラック・バイク  Het Zwarte FietsenplanNieuwezijds Voorburgwal 146 トラムのアムステルダム中央駅 1番、2番、5番、13番、17番線。電話番号:+31 20 670-8531。 昔ながらの黒塗りの自転車を貸します。この店は派手な赤や黄色、青やオレンジ色の車体は扱いません。店舗は都心部に3つ、年中無休で営業時間も長いです。チャイルドシート付きの車体(カーゴバイク=cargobikes)の取り扱いもあり。 営業時間:月-金 08:00-20:00、土日 09:00-19:00。 値段:€9(3時間)、€13(24時間)。 タイプなし
  • Frederic(フレデリク)Brouwersgracht 78 中央駅に近い。電話番号:+31 20 624-5509。 料金に自転車本体と掛け捨て保険、バッグと鍵、子供用シートがすべて含まれています。いかにも「観光客っぽく」見られたくない、あるいは目の肥えた顧客に配慮して、自転車は「レンタル店の名称なし」です。 値段:€8(3時間)、€10(1日・返却は17:30まで)、€15(24時間)、€25(2日間)、€35(3日間)。 タイプなし
  • MacBike(マクバイク)Stationsplein 33 路面電車もしくはメトロの中央駅。電話番号:+31 20 625-3845。 アムステルダムでおそらく最もよく見かけるレンタル代理店。車体は赤い塗装で、正面に「MacBike」のプレートが付いていて、よそ者だと一目でわかります。車体の信頼性は高く状態も良好。市内中心部周辺にいくつかの拠点があり、サポートや修理を受け付けています。ウェブサイトでオンライン予約を受け付け。 営業時間:24時間、無休。 値段:€7.50(3時間)、€9.75(24時間)、2日目以降は1日€6ずつ加算。 タイプなし
  • Orangebike(オレンジバイク、オラニエバイク)。電話番号:+31 20 354-1781、メール:。 車体の信頼性が高く頑丈で、色はそれほど派手ではなく控えめ。オランダの典型的なママチャリも取り扱います。オンライン予約可能。 営業時間:09:00-18:00、無休。 値段:€5(1時間)、€6.50(3時間)、€9.50(1日・返却は18:00まで)、€11(24時間)、€17.50(2日間)。 タイプなし
  • Rent a bike Damstraat(レンタバイク・ダムストラート)Damstraat 20-22 トラムの4番、9番、16番、24番の中央駅。電話番号:+31 20 625-5029。 1日単位と週単位で貸します。「割引チケット」を置いているホテルは複数あり、フロントデスクで訪ねてみてください。自転車修理はもちろん、新車・中古自転車も販売。 営業時間:09:00-18:00、無休。 値段:最初の24時間は€12.50、掛け捨て保険込み。 タイプなし
  • Star Bikes Rental(スターバイク・レンタル)De Ruyterkade 127 トラムまたはメトロ中央駅。電話番号:+31 20 620-3215。 地元の人々に溶け込みたい人向き。ありきたりで頑丈な国産の車体を扱い昔ながらの黒いママチャリ、ピックアップ型、タンデム型、子供用、障害者用自転車などを扱います。レンタル店舗では自転車と一緒にピクニックセットやバーベキューセットの手配もしてくれます。 営業時間:月-金08:00-19:00、土日09:00-19:00。 値段:€5(4時間)、€7(1日)または€9(24時間)、施錠2つ付き。 タイプなし
  • OV-fiets(OV フィット)アムステルダム市内の鉄道駅ならどこでも(ホレンドレヒトとサイエンスパークを除く)、その他の所在地あり。 この自転車レンタルサービスはオランダ国鉄(NS)の運営で、利用にはオランダの銀行口座と個人のOV チップカードが必要。利用者は主にオランダ在住者です。支払い条件さえ整えれば非常に良い選択肢で、低料金と店舗の多さ(オランダ国内の大きな鉄道駅ならどこでも)が特徴です。 値段:利用時間24時間ごとに€3.85、最長72時間。 タイプなし

周囲の田園地帯を探索するなら、自転車は最適です。市街地を抜けるまで30分以内、北に進んでフェリーに乗ってアイ州を通過すると、自転車でワーテルラント(Waterland)まで行けます。あるいはまた南に進むなら、広大なアムステルダムセ・ボス(公園)で遊んだり、レンブラントが働いた「アムステル」川沿いを走ることもできます。古い要塞都市まで向かうなら、自転車をメトロに持ち込んで終点の「ガスペルプラス」駅で降りると(Gaasperplas)、川や風車に沿ってヴェースプマウデンナールデンなども周遊できます。

サイクリングのルート[編集]

おすすめのルート

タクシーで[編集]

営業免許のない、いわゆる「白タク」は主に南東アムステルダム(Zuidoost)で見かけます。ただし登録業者なら投入するメルセデスベンツではないし外見で見分けるのは難しく、地元の人は「スノーデア」(snorders)と呼んでおり、評判は必ずしも良いとは言えませんので、それを覚悟して利用してください。駅待ちなどはしないのでスマートフォンで呼び出し、乗車料金の目安は南東アムステルダムのベイルメルメール地区内で€2.50 から €5、区の中心部だと €12.50 も請求されることもあります。

車で[編集]

自家用車は歴史的な都心以外の区域で、渋滞など悲惨な体験を生みます。歴史的都心部の移動は、公共交通機関が最善です。広域アムステルダムの交通量は多く、駐車場は見つけるのもとても困難なら料金も非常に高いため、自家用車は一般に財産というよりもお金がどんどん減る存在です。車を使うしかない場面とは、公共交通機関では近くまで行けず、わかりにくい場所が幹線道から数 kmも離れている場合、または1日のうち、あるいは週のうちの混雑しない時間帯に限定します。お勧めはアムステルダム中央駅近くに駐車してトラムか、徒歩で移動すること。アムステルダムでは車の運転は大変で、道は狭い、交通標識(および駐車の説明)は古臭くてわかりにくい、自転車や歩行者が目の前を横切るなど。ガソリンの高さも1リットルあたり€1.54から€1.7前後。

アムステルダム都心にも無料の駐車場があるにはありましたが、状況はじわじわと変わってきました。ミュージアム広場の地下、中央駅の近くなど監視員のいる駐車場にとめてから、市内中心部を散策したり、トラムで移動する方法があります。アムステルダムの駐車料金は非常に高く、駐車する場所も見つけにくい反面、時間単位で支払うか、車を動かさないと決めて一日単位で支払うか選択できます。都心の外部なら、日曜日は駐車無料—アルバート カイプ通りには常に空きスペースが見つかります(Albert Cuypstraat=週日は青空市場で利用不可)。そこから市内中心部まで徒歩15分、トラムで5分。

ノールト区(Noord)の一部では駐車場がまだ無料で、モスプレインのバス停(Mosplein)から市内中心部まで、簡単に移動できます。ここはバスが頻繁に通ります。市内中心部から離れた場所なら、パーク・アンド・ライドというもう1つの選択肢があります。専用の駐車施設に車をとめるには1日(24 時間)€8、市内中心部へのバスの往復乗車券がもらえます。所用時間はおよそ15分。目印の標識は「P+R」。

アムステルダムでは Avis や Budget など、人気のレンタカーのチェーンが小規模ながら営業しています。全電気式のスマートカーを借りるなら、Car 2 Goは市内およびその周辺で利用できます。

観る[編集]

建築[編集]

のどかな運河とホイストのある家々

ヨーロッパに数ある「都市の歴史な中心部」のうち、アムステルダムはその最大の1つであり、歴史的建造物はおよそ7000棟が登録されています。街区のありようはほとんど19世紀のままで、第二次世界大戦中も大規模な空爆を受けていません。ここで言う中心部は90の島が400ほどの橋で結ばれ、夜間に美しくライトアップされる橋がいくつもあります。

市内中心部の真ん中、ビネンスタッド(Binnenstad)の成り立ちは中世にまで遡り、その中でアウデザイデ(Burgwallen Oude Zijde)という地区のヴァルメ通りとゼーダイク通り(Warmoesstraat と Zeedijk)は最古の街区です。その時代の木造建造物はあまり残っていないと言っても「中世木造家屋」2 軒が現存し、ベヒンホフ34番とゼーダイク1番です(Begijnhof 34、Zeedijk 1)。他に建築が1400年と1500年頃(ヴァルメ通り83番、同5番)があり、中世後期の物が残る2-3番を含め、ベヒンホフ(Begijnhof)は中庭を囲む建物の様式が特徴的。この世俗と宗教者が混住したコミュニティにローマ・カトリック教徒が暮らし、そのうちの女性を「ベギン」と呼びますが、フランス北部からベルギー、オランダからドイツ北西部の範囲にいました。ベヒンホフ34番はアムステルダム最古の家です。中庭や建物周囲の庭園は入場料をとりません。ただし、現在も地元の人が暮らすコミュニティですから、生活を邪魔しないように注意してください。

運河地区(英語)は17世紀に建設された同心円状の運河で、この地区の最も顕著な特徴です。時代は交易都市アムステルダムを支配した商人層が寡頭政治を敷き、地域上で最も著名な地区、中でも主な運河沿いの家や邸宅を建てました。伝統的な白い橋は国内の典型的な様式で、最も良く保存された例は「マヘレの跳ね橋」(Magere Brug)で築300年超え、ほぼ当時の姿を保っているでしょう。川面を見渡し、伝統的なオランダの建築物を眺めるのに映える場所です。

ヨルダン(英語)は1650年頃に運河地区とともに建設されましたが、住民は裕福な商人ではなく、長い間、ここは労働者階級の典型的な地域と考えられ、悪名高いスラム街もいくつかありました。名前の由来はおそらくプリンセン運河の愛称「ジョーダン」であると思われます。幅広な運河を除くと道は狭く、いびつな格子模様になっていて、この格子は中世にできた旧干拓地の拡張の跡です。この地区は流行のブティックが集まり、オランダ国内で進む「ジェントリフィケーション」の最良の例を見せています。

いくつかの「大規模倉庫」が立ち、いずれも用途が具体的に決まっていました。最大の海軍本部工廠(1656–1657年)は現在、カッテンブルハー広場(ウィキデータ)に面した「オランダ海洋博物館(英語)が入居しています。他に、ネス沿いの芝草の倉庫だった建物(1550年)は市の施設、同様の外観の倉庫(現・建築学校)はヴァーターロー広場69-75番にあり(泥炭倉庫、1610年)、西インド会社の倉庫(1642年)はプリンス・ヘンドリッカーデ通りとス グラヴェンヘクジェの角です。建築遺産市役所[リンク切れ]には優れた紹介ウェブサイトがあり、建築の歴史と利用可能な歴史的建造物の種類を載せてあり、重要な建造物を訪れる「サイクリングルート」が含まれています。

建物が風の通り道を妨げる都市部に「風車」は建ちませんでした。もともとアムステルダムの風車はすべて市壁の外にあり、現在の市域内にあり合計8基の風車のほとんどは 西地区(英語)にあります。ただし訪問しやすい風車デホイヤー「De Gooyer」は市の中心部からそれほど遠くなく、醸造所に転用されました。建物内外のすべてを一般公開する風車は「モーレン ファン スローテン」1基だけで、かつてのスローテン村、現在の西地区(英語) の一部のです。

美術館、博物館[編集]

アムスレルダム国立美術館

教会、シナゴーグ[編集]

現代建築[編集]

"Het Schip", アムステルダム派の建築群、ザーン通り(Zaanstraat)

する[編集]

アムステルダムっ子は夏ならフォンデル公園(Vondelpark)でワインの栓を抜いてのんびり過ごします。市内のどの区にも公園が1ヵ所はあり、その面積で頂点に立つフォンデル公園(Vondelpark)は明るく晴ればれとした雰囲気が魅力です。街区として植栽と花壇を楽しむならプランタージュ(英語)、緑したたる街路樹が自慢の道沿いに壮麗な集合住宅が居ならび、アムステルダム植物園(Hortus Botanicus ウィキペディア)、アルティス動物園(Artis Zoo アウィキペディア)が待っています。

アムステルダムには「都市海岸」まであります。天然の海岸線は遠隔でも、市内の人工砂浜に寝そべって過ごせるようになったのは3ヵ所、それぞれ西地区(英語)東地区(英語)南地区。訪れるなら東地区にあるブライブルクがお勧めで、アイブルグ界隈の建築群とその街並みの魅力もお金をかけずに味わうことができます。

映画はどうですか、EYE映像ミュージアム(EYE Film Institute、北区(英語))は映像作品の収集保存の専門施設で、展示のほか上映会も行います。アムステルダム市内には映画館が55ヵ所ほどあります。独立系あるいはオルタナティブ系の作品は「リアルト」(Rialto 南地区(英語))、「クリテリオン」(Kriterion)はプランタージュ(英語)にあり、カルト系 は「 Lab111」(西区)。

サッカー:AFC アヤックス(公式サイト)は国内1部リーグのエールディヴィジ(Eredivisie ウィキペディア)で何度か優勝してきました。ホームグラウンドは都心から5 km南、ヨハン・クライフ・アレナ(Johan Cruijff ArenA 収容人員5万4000人)、国際交流試合も開かれ、最寄り駅はメトロのベイルメルメール・アレナ。傘下のヨング・アヤックス(Jong Ajax、「Ajax 2」)は2部エールステ・ディヴィジ所属(ウィキペディア)、練習は1軍のアリーナに近いスポルトコムプレクス・デ・トゥコムスト(Sportpark De Toekomst)で行われます。

運河クルーズ[編集]

マーグル橋の夜景(Magere Brug)

運河クルーズは平均1時間から2時間、船上から見える周囲の様子をアナウンスで解説します。発着場は中央駅の向かいプリンス・ヘンドリックカーデ(Prins Hendrikkade)、ダムラク埠頭(Damrak)、スプイ近くのロキン(Spui→Rokin)、スタッドハウダースカーデ 25番(ライツェ広場→Stadhouderskade)。船のガラス天井が陽光を取り入れるので、気温が高い日は利用を避けた方が賢明でしょう。レンタルして自分で漕ぐならペダルボート、電動エンジンのボートを借りることもできます。

  • エコボート・アムステルダム  Eco Boats Amsterdam。 環境に優しい専用ボートをレンタルして、自分で運河をクルーズしましょう。
  • カナル・モーターボート  Canal Motorboats。 市内で最古の貸しボート屋です。船外機付きもあります。
  • アムステルダム・ボート  Amsterdam Boats B.V.。 Personalボートの種類が多いレンタル店で、地元の女性職人がベネチアで修業して現地で作った「ゴンドラ」まであります。
  • アムステルダム・ジュエル・クルーズ  Amsterdam Jewel Cruises。 ディナークルーズで夕食を。クラシックな船内に自分たち専用のテーブル、ろうそくを灯してロマンティックな雰囲気を演出した席には、給仕係が食事を運んできます。こんな伝統的なクルーズは、唯一、ここで予約できます。料理はアラカルトで乗船料と別に支払います。値段は安くはありません。クルーズ出航は午後7時30分、所要時間はおよそ3時間。 値段:€99-113
  • ボーティー・レンタボート  Boaty Rent a Boat。 このレンタル店は小型ボート専門で(定員6名まで)、自分たちだけのボートツアーを望む人向き。電動エンジンなので音は静か、排気ガスも出ません。
  • Boats4rent (ボート・フォー・レント)貸しボート  Boats4rent Boat Rental。電話番号:+31 6 26326420、メール:。 Boats4rent でスキッパー(船長)のつかないボートを借り、プライベートな船旅を楽しめます。アムステルダムの運河とアムステル川の周遊なら、所要時間は3、4時間。 営業時間:3月から10月、無休。 値段:アムステルダム市内で最安。
  • ボートボーイズ・プライベート・ボートツアー  Boatboys Private Boat Tours。電話番号:+31 6 45 25 100、メール:。 歴史のある船を用意し、毎日、貸切の豪華なボートツアーを提供します。 値段:1時間 €250より。
  • カナル・ホッパー  Canal Company。 3つの定期コースを運行、主要な観光スポットの近くに停泊します(アムステルダム国立美術館、アンネ・フランクの家など)。乗り降り自由、乗船料は24時間あたり €20 と比較的高め。また貸しボートを4ヵ所に用意。 営業時間:始発は09:15 から 10:45 の間、最終は19:00頃に出航(乗船する発着場によって変わる)。 値段:24時間あたり €20。レンタルは各種、2人乗りカナルバイクなら1人1時間 €8
  • ラバーズ・カンパニー。 アムスレルダム国立美術館の向かい側から発着。途中では乗船も下船もできません。所要時間は1時間半ほど。 値段:€16
  • スループデーレン  Sloepdelen。 自走式電動レンタルボート。船舶免許は不要で、天井のないボートは乗船定員12名。 値段:1時間 €60(貸し出しは2時間以上)、前払いの預かり金 €150 は使用後に返却。
  • アムステルダム・ボート・エクスペリエンスNieuwe Spiegelstraat 70-1(事務所)。電話番号:+31 20 771 59 30、メール:。 創業は2015年、着実に船を増やして「アンネ・フランクの家」発着の固定ルートを運航しながら、貸切のプライベート運航も提供しています。豪華な電動ボートで行く1時間ツアーは、乗員の解説を天井のない船上で聞きながらリラックスでき、ドリンクを持ってきてくれます。 営業時間:09:00-22:00。 値段:€15、1時間ツアー。
  • アダムズ・ボート  Adam's Boats。電話番号:+31 614 316 465、メール:。 免許不要のボートをレンタル。レンタル店からアムステル川まで2分以内です。
  • スターボード・ボート。 豪華で環境に優しい貸切ボートを手配します。希望の乗船場所を指定すると、船を接岸して渡してくれます。 値段:1時間 €195 から。

フェスティバル[編集]

学ぶ[編集]

働く[編集]

買う[編集]

アムステルダム名物のチューリップ
ビターバレンのマスタード添え

アジア料理[編集]

スリナメ料理[編集]

郷土料理[編集]

飲む[編集]

ブラウン・カフェ(Bruin café、アムステルダム)

コーヒー店[編集]

歓楽街[編集]

泊まる[編集]

テンプレート:Sleeppricerange テンプレート:SeeDistricts

アムステルダムで営業登録をするホテルは400軒超、値頃な施設からヨーロッパで最も高価なホテルまで、さまざまな基準が揃います。それでも特に週末や祝日には事前の予約をお勧めします。街に着いてから手頃な価格の宿泊先が見つかるとは期待できないからです。ほとんどのホテルや宿泊施設は都心部(英語)の中央駅の南側、博物館地区周辺のアムステルダム/南地区(英語)にあります。魅力的なブティックホテルは、お金持ちで著名人が暮らす富裕層の住宅地運河地区(英語)にあり、町内の広場を囲む店が主要なナイトライフの舞台です。ヨルダン地区(Jordaan)も、おしゃれな個性派の宿泊施設が集まり、値段はやや高めでも、一応は中間の価格帯です。安価なホステルは紅灯の巷(繁華街)にあります。

ホステルの簡素なベッドの料金はオフシーズンの冬の平日で約€18、ピークシーズンの夏の週末なら最高で€90。週末にホステルを予約しようとすると、2連泊以上しか取れないことがしばしばです。星1~2個の手頃なホテルだと、ツインルームは冬の平日は約€40、夏の週末は最高€100。星が増えると、星3つと4つは季節に応じてツイン1泊€100から€200の範囲、星5つは€150から€400。当然ながら夏のピークシーズンは高く、1泊あたり冬の2倍まで覚悟してください。その直後の9月と10月は安めです。

安価なほど、さまざまなサービスを期待できません。ほとんどにはエレベーターがなくて急な階段で部屋まであがります。吹き抜けの階段を上るの怖いなら、1階か2階の部屋を確保すると保証してもらうか、エレベーターのあるホテルを予約してください。
アムステルダムでの宿泊には観光税(トーリステンベラスティング〈Toeristenbelasting〉)(オランダ語)がかかります。ホテル、連泊契約の自炊型の部屋(ホリデーアパートメント)、民泊やキャンプ場の場合は、1人あたり「1泊の宿泊基本料金×12.5%×宿泊日数」を加算します。クルーズ客船の乗客は一律1泊€11.00を支払いますテンプレート:時点

ホテルを予約する[編集]

  • オンライン
    • Amsterdam Info(ドイツ語):ホテルの予約と幅広い観光情報(非常に信頼性が高い)。
    • VVV アムステルダム[リンク切れ](ドイツ語):ホテルの予約と観光情報。
  • 到着時の現地予約
    • 空港: 出国審査と荷物受け取り後のホール内。手数料が発生。
    • アムステルダム中央駅:コンコースの出入国検査所内(GWK=Grenswisselkantors)。手数料が発生。
    • アムステルダム中央駅の駅前:正面出口の左側、白い建物の観光案内所(VVV)。手数料が発生。
    • 都心部の代理店の場合:(手数料は上記3件より割高。)

ホステル[編集]

ホテル[編集]

安い[編集]

中くらい[編集]

高級[編集]

ハウスボート[編集]

キャンプ場[編集]

安全を確保する[編集]

運河[編集]

地域の特徴[編集]

アムステルダムの安心度地図。2010年の「不安な地区」調査より。区分図は2009年時点。

市内中心部は全般に安全でも、周辺は地域によって差があります。ライツェ広場とレンブラント広場(Leidseplein、Rembrandtplein)はもっぱら観光客相手のエリアなので物の値段は高く、よそと比べると詐欺も多いです。1970年代と80年代には暴力事件や暴動で紙面をにぎわしたゼーダイクとヴァルメ通り(Zeedijk、Warmoesstraat)ですが、治安は大幅に改善され、現在は安全です。

歓楽街ではご注意ください。日中は子ども連れの家族もいるし、あらゆる種類の人が歩いていますが観光地としてスリが横行、日没後は怪しげな訪問者や浮浪者を引き寄せます。売春婦の写真は撮らないこと。怒鳴られるだけで済めば良いですが、ひどい目に遭う恐れがあります。日没後、女性はグループでも一人旅でも、旧教会(Oude Kerk)の北にある狭い小道を避けたほうがよいかもしれません。夜間、女性のグループが歓楽街を訪れると嫌がらせを受けた、攻撃的な環境だと感じるかもしれませんが、ここは警官が駐在していて最も安全なエリアと言われます。それでも表通りから路地に入らないこと、単独行動をしないことを守ってください。殺されるほどの目に遭うかどうかは別にして、非常に威圧的な空気に囲まれる可能性があります。

市内中心部のその他のエリアはほぼ安全ですが、真夜中を過ぎると、人っ子一人いないから助けが来ないとも言え、夜に一人歩きするのは避けたほうがよいでしょう。お店のショーウィンドーは一晩中、照明がついていても、カルファー通りやニューウェンダイクも深夜の人通りはほとんどありません(Kalverstraat、Nieuwendijk)。

郊外の安全レベルは、自治区ごとに大きな差があります。ニーヴェスト(Nieuw-West(ドイツ語)南東アムステルダム(英語)は都市再開発プロジェクトにより状況はやや改善したものの、昔の暴力と嫌がらせというイメージは、依然として頭に置いておく必要があります。アムステルダム=ノールト (Noord)にも治安の悪い地域はあり、郊外部は安全です。東地区(英語)はおおむね安全でも、オースターパーク(Oosterpark)の東側の複数エリアでは、旅行者によっては居心地が良いと思えないでしょう。南地区(英語)は昼夜ともに安全です。

わざわざ評判の悪い地域を探索する価値を感じたとしても、日中は注意して行動、夜はそれらの地域に近寄らないでください。観光客は市内中心部と南のみを訪れるのがほとんどで、危険かどうか気にするよりも、旅人として当たり前の注意事項をお忘れなく(例:詐欺やスリ)。

大麻とその他の薬物[編集]

薬局[編集]

繋がる[編集]

インターネット[編集]

この国のインターネットカフェ第1号はアムスダムテルに開店し、出現するとすぐに消えてしまいました。市内中心部の小規模なネットカフェはビネンスタット(Binnenstad )に数軒だけ残っていて、それ以外は移民コミュニティにある電話ショップ(belwinkels)で運試しするとしても、通常は置いてある端末が1台か2台だけです。

無料 Wi-Fi のスポットは OBA 公共図書館、自治体事務所にあります。図書館のパソコンは使用料を払って使います(OBA カード利用者は無料)。

ラップトップを持って行くかどうかですが、宿泊客向けに Wi-Fi を提供するホテルは市内に多く、反対に一部には依然として料金が高いところもあり、事前に宿泊先に確認してください。あるいは格安ホテルやホステルだと、そもそもネット接続を全く提供していない場合もあります。無料 Wi-Fi を来店者に提供するファストフード・チェーン、導入を始めたカフェやレストランが増えてきて、ドリンクを注文するよう求められます。スーパーマーケットのアルバート・ハイン(Albert Heijn)など店頭で Wi-Fi サービスを提供する店舗もあり、速度や安定性は場所によりまちまちです。

4G は普及していて、アムステルダム広域で 5G 回線が繋がるプロバイダーは複数あります(KPN、Vodafone、T-Mobile など)。他のプロバイダーも対応範囲を急速に拡大中。ローミングの場合は接続プランがEU 圏ではない会社だと、場合によって高額なデータ料金が発生しますのでご注意ください。

電話[編集]

オランダの国コードは31、アムステルダムの市外局番は020です。 オランダ国内から電話する場合は、国コードは不要、0からダイヤルします。

公衆電話はどんどん見かけなくなり、ほとんどの人は携帯電話を持っています。そういう背景のため、公衆電話は観光客が使うことを想定して観光地の周囲に設置されていて、例えばアムステルダム中央駅なら、正面玄関近くに公衆電話が6台まとめて置いてあります。公衆電話から市内電話をかける場合は、緑色の KPN 電話ボックスのほとんどはコイン(硬貨)を使えませんから、テレホンカード(最低 €5)を買ってください。売り場は郵便局、一部の弁当屋(デリ)なのですが、なかなか売っている店が見つからなくなってきました。KPN の電話ボックスには、新機種でコインが使えるものに置き換え始めました。テルフォート(Telfort)の青色とオレンジ色の電話ボックスだと、コインもカードも両方、使えます。を受け入れます。

電話をかけたいのに公衆電話も市内電話、またはホテルの電話が使えない場合、電話ショップ(ベルウィンケル belwinkel)に行くのが最善です。都心部をはじめ市内のあちこちにありますし、市の中心部を離れると、主に移民を対象に、格安料金で母国に電話できるサービスがあります。インターネットの通話サービス Skypeなども利用できます。

シムロックフリーでヨーロッパの GSM 対応のスマホや携帯電話をお持ちの場合(GSM 900/1800 ネットワークに適合)、「プリペイド SIM カード」を買うのも一案です。どの電気店でも売っていますし、多くの場合、値段はKPN 電話ボックス用の通話カードと同じです。携帯電話を使える上、公衆電話を使うより通話料はぐっと安くなります。

知る2[編集]

Cope、「知る」に統合予定。


出版物[編集]

  • 『アムステルダム・スポーク』誌。メール: 。 英語版の雑誌。アムステルダムの雰囲気と流行、ファッションやイベント、眠らないナイトライフを扱います。
  • Time Out(タイムアウト・アムステルダム)  。 月間の情報誌で、街ですること、観ることがわかる。町のあちこちで入手できます。
  • Uitkrant(アイトクラント)。 無料の月刊誌で、アムステルダムのコンサート(クラシック、ジャズ、ポップスなど)、展覧会、美術館、その他の文化的な催しを載せます。市内の多くの場所に配架してあり、例えばライツェ広場のアイトビュロ(Uitburo)他。

礼拝の施設[編集]

出かける[編集]

オランダ北部[編集]

  • アルクマール Alkmaar — チーズの市が立つ古都
  • エンクホイゼン Enkhuizenゾイデル海博物館 のある興味深い小都市。絶え間なく迫る海の危険と隣り合わせに生きて来た人々の暮らしを伝える
  • ハールレム Haarlem — いちばん最寄りの歴史的な町。アムステルダム中央駅から電車で15分ほど
  • マウデン Muiden — この国で最も有名なマウダースロット城(Muiderslot)がある。古代にはフェヒト川( Vecht)の河口にある小さな港だった
  • ナールデン Naarden — 17世紀の城塞の壁にぐるりと囲まれた都市
  • ヒルフェルスム Hilversum — 壮大な市庁舎で知られる裕福な町。森林やヒースを巡るサイクリング・ツアーの出発点でもあります
  • ワーテルラント Waterland — 美しい田園地帯の村。自転車で往復できます
  • ザーンセ・スカンス Zaanse Schans — 風車や職人の工房、野外博物館など歴史的な建物が見どころです
  • ザントフォールト Zandvoort — アムステルダムに最寄りのビーチリゾート

その他の行き先[編集]