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ヘルプ:Inputbox

提供:ウィキボヤージュ

ここでは、日本語版Wikivoyageにおけるinputboxの使用についてプリロード機能を含めて解説しています。拡張機能の説明はMediaWikiをご覧ください。

Wikivoyageには、Inputboxなる機能があります。この機能を使うことにより、簡単に記事・節を検索・作成・移動することができるようになります。百聞は一見に如かず、実物は以下のようなものです :

これは、inputboxの「検索」機能を使用したものです。このように、入力ボックスを生成して様々な機能を使うことができます。

作り方

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ここでは、Inputboxの作り方を説明します。Inputboxは、<inputbox>タグで囲まれた中にパラメータで情報を指定して作ります。全パラメータを含む構文は以下のとおりです :

<inputbox>
type=
bgcolor=
width=
page=
default=
preload=
editintro=
buttonlabel=
hidden=
searchbuttonlabel=
fulltextbutton=
labeltext=
break=
namespaces=
prefix=
placeholder=
minor=
nosummary=
summary=
id=
inline=
dir=
preloadparams[]=
searchfilter=
useve=
arialabel=
</inputbox>
名前説明利用可能なタイプ
typeInputboxのタイプを指定します。「search」では検索・「create」ではページの作成・「comment」では新しいセクション・「fulltext」では全文検索を・「move」では移動をそれぞれ行えるようになります。
arialabel生成されたHTMLのInputタグに与える、aria-label属性。既定では何も入っていません。主にスクリーンリーダーのアクセスを可能にする目的で使用されます。全て
bgcolor背景色です。CSSの色指定で書きます。rgb関数やrgba関数の使用も可能ですが、通常は16進法で書きましょう。全て
widthボックスの横幅です。単位はpxで、数値だけを指定します。全て
default入力ボックスに既定で入力されている文字列です。全て
preloadページ編集を伴うものに関して、編集ボックスに既定で入力されているものを指定できます。ここに文字列を書くのではなく、別のページに書いてある文字列を読み込むため、ページ名を指定してください。create、comment
buttonlabel入力ボックスの下にある、ボタンに表示されている文字を指定します。全て
hiddenyesかnoかで指定します。yesとした場合、入力ボックスが表示されなくなります。これをする場合、defaultパラメータを空にしないでください。create、comment
searchbuttonlabelボタンが2つ表示されている場合の2つ目のボタンに表示される文字列です。1つ目についてはbuttonlabelで指定します。search、fulltext
labeltextボックスの上に表示される文字列です。ボックスの簡単な説明など。search2
breakyesかnoかで指定します。noとすると、入力ボックスとボタンが横並びに表示されます。全て
namespaces全文検索をかける名前空間をチェックボックスで指定します。名前空間は「,」 (カンマ) で区切ってください。デフォルトでチェックボックスにレ印を入れたい場合、名前空間の後に「*」 (アスタリスク) を2つ入れてください。(例 : Wikivoyage名前空間とヘルプ名前空間で全文検索したい場合 - Wikivoyage,Help)search、fulltext
prefix検索する範囲を指定します。ここにAと書かれた場合、Aのサブページのみが検索対象になります。search、fulltext、create
placeholder入力ボックスの背景に書かれている文字列です。全て
page移動・コメントアクションをするページを指定します。comment、move
minortrueかfalseで指定します。trueの場合、編集が細部の編集としてマークされます。comment、create
nosummary編集の要約をなくします。comment
summary既定で入力されている編集の要約です。ceate、move
id生成されたHTMLのformタグに付けられるidです。全て
inline
dir入力ボックスにおいて文字の入力する方向を指定します。既定ではltr (left to right) です。右から左にしたい場合rtl (right to left) とします。この指定は言語・文字に依存します。全て
preloadparams[]プリロードファイルのパラメータを指定します。MediaWiki参照。create、comment
searchfilter検索パラメータの指定。search
usevetrueまたはfalseで指定。trueの場合ビジュアルエディターが起動します。create、comment

URLで指定する

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実は、上記のように様々な指定をしてページを作成することは、Inputboxを使用せずとも可能です。特にページのプリロード(編集ボックスに既定で文字列を入れておく)機能は非常に便利であり、Inputboxを使用せずとも実現されるべきです。

上記様々な機能を実現するためには、URLを指定します。即ち、「https://ja.wikivoyage.org/w/index.php?title=メインページ&action=」の様になっているURLを編集して、URLパラメータを追加することでプリロードや既定の編集要約欄等を実装できるのです。以下がURLのパラメータの一覧です。

パラメータ説明
titleページ名を指定します。
actionページに対するアクションを指定します。viewでは閲覧、historyでは履歴表示、editでは編集etc... 詳細はMediaWikiも参照。
section編集するセクションを番号で指定します。新しいセクションの場合newと書きます。
preloadtitleプリロードするページを指定します。この機能は、指定された文字列ではなく指定されたページの内容を読み込みます。
summary既定で入力されている編集の要約です。
minor1と指定することで細部の編集ボックスに既定で印が付きます。
nosummarytrueと指定することで題名の入力欄がなくなります。
editintro編集ボックスの上に表示されるものを読み込みます。読込先はメッセージボックステンプレートで表示されるようにしてください。