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高千穂峡

高千穂峡(たかちほきょう)は日本宮崎県高千穂町にある峡谷。

高千穂神社や天岩戸神社をはじめとする、高千穂町内の観光スポットや宿泊施設、飲食店などについては、「高千穂町」の記事で詳しく紹介しています。

地図
高千穂峡の地図

知る

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太古の昔、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が冷え固まり、侵食されてできた峡谷です。高いところで約100メートル、平均約80メートルの断崖がそそり立ち、V字渓谷が東西約7キロメートルにわたって続いています。1934年(昭和9年)には「五ヶ瀬川峡谷」として国の名勝・天然記念物に指定され、1965年(昭和40年)には祖母傾国定公園の一部に指定されています。峡谷内には日本の滝百選に選ばれている「真名井の滝」があり、高千穂峡のシンボルとなっています。また、五ヶ瀬川沿いには遊歩道が整備されており、散策を楽しむことができます。貸出しボートもあり、真名井の滝や柱状節理の断崖を間近に眺めることができます。

着く

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高千穂町は九州山地のほぼ中央部にあり、交通の玄関口は「高千穂バスセンター」です。かつては鉄道が通っていましたが廃線となっており、現在の公共交通機関はバスが中心となっています。自動車では、国道218号や国道325号を利用してアクセスできます。高千穂峡までは高千穂バスセンターから車で約5分です。

移動する

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遊歩道

高千穂峡の観光は徒歩が中心です。五ヶ瀬川沿いの渓谷内には遊歩道が整備されており、高千穂峡の石碑付近から第3大橋駐車場付近まで、約1キロメートルを30分ほどで歩くことができます。遊歩道沿いには、真名井の滝を正面から眺めることができる滝見台をはじめ、鬼八の力石、柱状節理、仙人の屏風岩、高千穂三段橋などの見どころが点在しています。深い峡谷と豊かな自然に囲まれた遊歩道を散策しながら、高千穂峡ならではの景観を楽しむことができます。なお、遊歩道には階段や高低差のある箇所もあります。

駐車場・駐輪場

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高千穂峡周辺には5か所の駐車場が整備されているほか、自転車やオートバイ向けの駐輪場も設けられています。高千穂峡入口では誘導員が配置されており、第1御塩井駐車場が満車の場合は、周辺の駐車場へ案内されます。

  • 1 第1御塩井駐車場 。 高千穂峡中心部にある駐車場。貸しボート乗り場に近い。 値段:¥1,000
  • 2 第2あららぎ駐車場 。 神橋付近にある駐車場。遊歩道へのアクセスに便利。 値段:¥1,000
  • 3 第3大橋駐車場 。 高千穂大橋付近にある駐車場。遊歩道入口に近い。 値段:¥800
  • 4 第4押方臨時駐車場 。 混雑時に利用される臨時駐車場。 値段:¥500
  • 5 第5田口野臨時駐車場 。 高千穂峡周辺の混雑時に利用される臨時駐車場。 値段:無料。
  • 6 駐輪場 。 高千穂峡中心部にある自転車・バイク利用者向けの駐輪場。 値段:無料。

関連情報

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高千穂町では、周辺駐車場と高千穂峡を結ぶ乗合タクシーの実証運行を実施しています。また、混雑期には第5田口野臨時駐車場などを経由するシャトルバスが運行されることがあります。運行日や運行経路、料金などの詳細は、高千穂町公式サイトを確認してください。

困ったときは

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観光案内所

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  • 1 おおはし案内所宮崎県西臼杵郡高千穂町押方1248-2。電話番号:+81 982-82-2308 。 高千穂大橋のたもと、第3大橋駐車場内にある観光案内所です。館内では高千穂の観光ガイドやパンフレットの配布を行っているほか、土産品なども販売されています。高千穂峡の遊歩道入口にも近く、真名井の滝方面へ散策する際の拠点となっています。 営業時間:8:30-17:00。

観る

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真名井の滝

高千穂峡には、真名井の滝や柱状節理をはじめ、神話や伝説にまつわる見どころが点在しています。峡谷美と神話の世界が調和した景観は高千穂峡ならではの魅力です。
高千穂峡イラストマップはこちら

  • 1 真名井の滝 。 高千穂峡を象徴する名瀑で、「日本の滝百選」に選定されています。約17メートルの高さから流れ落ちる滝は、高千穂峡を代表する景観として知られています。伝説では、天孫降臨の際にこの地に水がなかったため、天村雲命(アメノムラクモノミコト)が「天真名井(あまのまない)」の水種を移したことが滝の起源とされています。貸しボートから間近に見上げる滝は迫力があります。
  • 2 玉垂の滝 。 おのころ池の上にある高さ約5メートル、幅約15メートルの滝で、断崖の岩肌の隙間から幾筋もの水が湧き出し、滝となって流れ落ちています。
  • 3 おのころ池 。 国生み神話に登場する、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が最初に生み出した島とされる「おのころ島」が池の中央にあります。高千穂神社の春季大祭では、御神幸の神輿がおのころ池に入り、おのころ島の周囲を3回まわって禊を行います。
  • 4 月形・日形 。 天岩戸神話で、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴により天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸にお隠れになった後、素戔嗚尊は神々の裁きを受け、高天原を追放されたと伝えられています。その際、反省の証として岩に「日形」と「月形」を刻んだとされ、「日形」は天照大神を、「月形」は素戔嗚尊自身を表しているといわれています。月形は玉垂の滝の上部にあり、上弦の月が昇る頃の形に似ていることが名前の由来とされています。江戸時代末期の記録には「日形」と「月形」の両方が描かれていますが、現在は「日形」は崩壊し、「月形」のみが残されています。
  • 5 鬼八の力石 。 高千穂に伝わる伝説では、高千穂神社の祭神である三毛入野命(みけぬのみこと)が、高千穂地方で悪行を働いていた荒神鬼八(きはち)を退治し、この地を治めたとされています。この石は、三毛入野命と争っていた鬼八が力自慢のために投げたものと伝えられており、重量は推定約200トンあります。
  • 1 高千穂三段橋 。 高千穂峡に架かる三本のアーチ橋で、下から「神橋(石橋)」「高千穂大橋(鋼橋)」「神都高千穂大橋(コンクリート橋)」が並んでいます。同じ峡谷の一か所で、年代や構造の異なる三本のアーチ橋を一望できる景観は全国的にも珍しく、高千穂峡を代表する撮影スポットとなっています。
  • 6 仙人の屏風岩 。 高千穂峡の遊歩道の中ほどにある景勝地で、高さ約70メートルの切り立った柱状節理が屏風のように見えることから「仙人の屏風岩」と名付けられました。柱状節理が織りなす迫力ある地形と、雄大な自然景観を眺めることができます。
  • 7 柱状節理 。 高千穂峡の断崖に見られる柱状の岩肌は「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」と呼ばれています。太古の昔、阿蘇山の火山活動によって流れ出た火砕流が冷え固まる際に形成されたもので、その後、長い年月をかけて五ヶ瀬川に侵食され、現在のような深いV字峡谷と美しい景観が生み出されました。
  • 1 滝見台 。 高千穂峡を象徴する真名井の滝の展望スポットです。高さ約17メートルの滝が柱状節理の断崖を流れ落ちる姿を正面から眺めることができ、多くの観光客や写真愛好家が訪れます。
  • 8 高千穂峡淡水魚水族館。電話番号:+81 982-72-2269 。 高千穂峡内にある淡水魚専門の水族館です。玉垂の滝を水源とする湧水を利用しており、ヤマメやドンコなど五ヶ瀬川水系に生息する魚を中心に展示しています。このほか、チョウザメやアカメ、熱帯淡水魚、両生類など約80種類の生き物を見ることができます。 営業時間:9:00-16:00、休館日:第2・第4水曜日、12/31、1/1。 値段:大人・高校生:600円、小・中学生:300円、3歳以上就学前:100円。
  • 2 幸せの黄色いポスト宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井 。 高千穂峡内にある黄色いポストです。2015年に設置され、高千穂に伝わる「七つが池の恋物語」にちなみ、大切な人へ想いを届けるシンボルとされています。記念撮影スポットとしても人気があります。

する

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体験

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高千穂峡貸しボート
  • 1 高千穂峡貸しボート。電話番号:+81 982-82-2140 。 高千穂峡では貸しボートを利用することができ、エメラルドグリーンの川面から真名井の滝や柱状節理の断崖を間近に眺めることができます。滝のしぶきがかかるほど近くまで近づくことができ、川面から見上げる峡谷の景観は迫力があります。滝や岩肌のスケール感を体全体で感じられるのは、貸しボートならではの体験です。貸しボートは大変人気があり、平日を含め予約が混み合うことがあります。予約は利用日の2週間前から受け付けていますが、繁忙期や紅葉シーズンなどは予約開始直後に満席となる場合もあります。完全予約制日で予約が埋まっている場合は当日券の販売は行われません。当日券の販売開始時間は公式サイトで案内されており、朝8時過ぎ頃から整理券が配布されますが、枚数が少ないため事前予約がおすすめです。 営業時間:8:30-17:00、運休日:河川増水時、定期安全点検時、緊急安全点検時。 値段:4,100円~5,100円(一艇)。

イベント

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  • 高千穂峡ライトアップ。 毎年5月頃から11月頃にかけて開催されています。高千穂峡のシンボルである真名井の滝や柱状節理が幻想的にライトアップされ、遊歩道内の滝見台から観賞することができます。なお、例年5月中旬から6月中旬のホタル観賞期間中はライトアップを休止します。夜間は遊歩道や周辺道路が暗いため、足元には十分注意してください。 営業時間:18:00-22:00。
  • ホタル観賞。 毎年5月中旬から6月中旬にかけて、高千穂峡ではホタルを観賞することができます。期間中はホタルの生育環境を守るため、峡谷内のライトアップや一部照明が消灯されます。遊歩道内は非常に暗くなるため足元に注意が必要です。また、ホタル観賞の際は懐中電灯の使用を最小限にし、立入禁止区域には入らないようにしましょう。

買う

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高千穂町観光協会直営売店
  • 1 高千穂町観光協会直営売店宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井964。電話番号:+81 982-72-2457 。 高千穂峡内にある高千穂町観光協会直営の売店です。ソフトクリームやドリンクなどのテイクアウト商品を販売しているほか、高千穂の土産品や釜炒り茶、焼酎、加工品なども取り揃えています。コインロッカーが設置されており、高千穂峡散策時に荷物を預けることができます。館内には観光案内所も併設されており、観光マップや各種資料を入手できます。 営業時間:8:30-17:00、無休。

食べる

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高千穂峡内には、高千穂牛やチキン南蛮、やまめ料理などの郷土料理やご当地グルメを味わえる飲食店があります。ここでは、高千穂町観光協会のグルメ情報で紹介されている店舗の中から、観光客にも利用しやすい店舗を一部抜粋して紹介します。

  • 1 千穂の家食事処宮崎県西臼杵郡高千穂町向山62-2。電話番号:+81 982-72-2115 。 高千穂峡の散策コース入口付近、御橋を渡ってすぐの場所にある食事処です。高千穂牛を使用した定食や牛丼のほか、宮崎名物のチキン南蛮定食、やまめ定食、かりぼし定食など、高千穂ならではの料理を楽しむことができます。なお、高千穂名物の流しそうめん店は渓谷東側にあります。 営業時間:10:00-16:00、年中無休。
流しそうめんイメージ
  • 2 千穂の家元祖流しそうめん宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井。電話番号:+81 982-72-2115 。 高千穂峡の散策コース入口付近、御橋の手前にある食事処です。竹製の樋を使った「流しそうめん」は高千穂峡周辺が発祥ともいわれ、高千穂名物の一つとして親しまれています。高千穂峡の清流を利用したそうめん流しは当地で生まれたともいわれており、店では玉垂の滝から引いた清水を使い、4本の竹樋にそうめんを流す昔ながらのスタイルを楽しむことができます。平屋建ての古民家風の店舗も風情があります。 営業時間:11:00-16:00、年中無休。 支払方法:クレジットカード利用不可。
  • 3 お食事処田舎屋宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井965-2。電話番号:+81 982-72-3977 。 高千穂峡内にある精肉店直営の食事処です。高千穂牛を使った料理のほか、高千穂名物のそうめん流し定食や宮崎名物のチキン南蛮定食などを味わうことができます。 営業時間:1100-14:00、定休日:不定休、12月半ばから2月始め頃までは定休日。 支払方法:キャッシュレス決済利用不可。
  • 4 あららぎ乃茶屋宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方1245-1。電話番号:+81 982-72-2201 。 高千穂峡の遊歩道沿いにある食事処です。かっぽ酒や鳥の丸焼きなどの郷土料理を提供しており、店内からは峡谷や柱状節理の景観を眺めることができます。 追加情報:駐車場。 営業時間:8:30-17:00(LO14:00)、不定休。 支払方法:キャッシュレス決済利用不可。
  • 5 baru’s cafe宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井967-11。電話番号:+81 982-82-2016 。 2024年3月に高千穂峡内にオープンしたカフェです。英国発祥のコーヒーブランド「COSTA COFFEE」のコーヒーを提供しており、サンドイッチなどの軽食も楽しめます。店内やテラス席のほか、地元特産品の販売やテイクアウトにも対応しています。 営業時間:10:00-16:00、定休日:元旦。 支払方法:クレジットカード、QR決済、電子マネー。

繋がる

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無料Wi-Fiスポット

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高千穂峡内の一部エリアでは無料Wi-Fiを利用できます。

  • 高千穂町観光協会直営売店
  • 貸しボート乗り場
  • 駐輪場周辺

出かける

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高千穂神社
  • 高千穂神社
約1900年前の創建と伝えられる、高千穂郷八十八社の総社です。本殿と鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されています。境内には「夫婦杉」があり、手をつないで周囲を3回まわると縁が深まるといわれています。また、神楽殿では高千穂神楽が毎晩公開されています。
天岩戸神社西本宮
  • 天岩戸神社
日本神話の「天岩戸伝説」の舞台として知られる神社で、天照大神(アマテラスオオミカミ)がお隠れになったとされる天岩戸を御神体として祀っています。御神体である「天岩戸」は西本宮拝殿の背後にあり、神職の案内により遥拝所から拝観することができます。なお、写真撮影は禁止されています。